ネオ・オキスタ

[決勝打を含む3安打と大活躍の浦添商･漢那修平。 ※ 写真は県大会より]
[画像提供：＠北谷球場さん「沖縄の高校野球」 ※ 画像をクリック]
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浦添商業が漢那の決勝打で快勝、関東一を破る！

第90回全国高校野球選手権記念大会 (日本高校野球連盟、朝日新聞社主催､8月18日
まで､阪神甲子園球場) の 十三日目第一試合に登場した沖縄県代表の浦添商業高校は、
東東京代表の関東一高校との三回戦を行いました。試合は中盤まで1-1の緊迫した展開
が続きましたが、7回表に2死満塁から漢那の決勝打で勝ち越した浦添商が3-1で関東一
に快勝、準々決勝へ駒を進めました。

この日も浦添商がエース・伊波翔悟､関東一が右アンダーハンドの押久保昂汰と、 両投手
の先発で始まった試合は､ 序盤から緊迫した展開が続きました。 先行したのは浦添商。3
回表の浦添商は､ 先頭の新田が左前安打で出塁すると犠打の後、 漢那の二塁強襲安打
で1死13塁となったところで､上地俊が 投前へスクイズを決め1点を先制。 対する関東一
はその裏､ この回先頭の中村が左翼線安打で出塁し二つの犠打で2死3塁となったところ
で､泉沢の三塁ゴロが失策を誘い3走生還で、すかさず同点に追い付きました。そして1-1
のまま終盤を迎えた浦添商は7回表、 この回先頭の宮平が 右翼線への二塁打で出塁す
ると、 1死から當山加の左前安打と新田の四球等で2死満塁となったところで、 漢那が左
前へ適時打を放ち2点を勝ち越しました。 浦添商先発の伊波は、 強打の関東一打線を相
手に8安打を喫すも 9奪三振の力投で反撃を許さず､ 結局試合は3-1で浦添商が関東一
に快勝しました。関東一は、2年生の先発・押久保と8回から登板した1年生左腕の白井が
好投､ 味方の好守にも助けられて 浦添商打線を苦しめましたが、 打線の援護を得られま
せんでした。 浦添商は､伊波-山城のバッテリーが関東一の誇る機動力を封じ込み付け入
る隙を与えませんでした。 特に捕手の山城は、俊足揃いの関東一を相手に二盗を三度刺
殺するなど、ゲームの主導権を決して譲らないプレーが大きく光りました。 この日9安打と
苦しんだ打線では、今大会打率6割1分5厘と好調を維持している1番の漢那が、この日も
決勝打を含む5打数3安打と活躍しました。

浦添商の準々決勝は本日8月15日（金）､大会14日目の第二試合。北神奈川の慶応との
間で行われます。


第90回全国高校野球選手権記念大会の組合せ＆結果（asahi.com）
http://www2.asahi.com/koshien/


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▽第90回全国高校野球選手権記念大会・試合結果（第13日）

2008年8月14日（木）

阪神甲子園球場 （観衆 35,000人）
3回戦・第1試合 （開始8:30　試合時間 2時間7分）

浦添商（沖　 縄） 001 000 200 - 3
関東一（東東京） 001 000 000 - 1

（浦）伊波 - 山城
（関）押久保、白井 - 中村

二塁打＝宮平（浦）

◇犠打　上地俊2、新田、仲里（浦）押久保、土屋（関）
◇失策 仲間（浦）押久保（関）
◇残塁　(浦)7　(関)6　◇併殺　(浦)0　(関)2　　
◇審判　小山（球）小谷、三宅、土井（塁）


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