2008年01月31日
2008 プロ野球沖縄キャンプ・練習試合・オープン戦情報
[日本一に輝いた中日ドラゴンズの昨年のキャンプ風景。（読谷球場にて）]
2月1日からプロ野球の春季キャンプがスタートします。沖縄県内では今年から石垣島で春
季キャンプを行う千葉ロッテマリーンズを始め、セ・パ合わせて9球団が集結します。 そして
韓国からもプロ3球団が来沖します。
まさに沖縄全体がボールパーク状態となる訳ですが、来月から3月上旬まで県内で行われ
るプロ野球春季キャンプの日程及び練習試合、紅白戦、オープン戦情報等を掲載致します。
◆ オープン戦
2月24日（日）横浜－ロッテ(宜野湾市立野球場) 13:00
3月 1日（土）日本ハム－横浜(名護球場) 13:00
3月 1日（土）ヤクルト－中日(浦添市民球場) 14:00
3月 2日（日）中日－日本ハム(北谷公園野球場) 12:30
3月 2日（日）横浜－ヤクルト(宜野湾市立野球場) 13:00
◆ 練習試合及び紅白戦（確認済のみ）
2月 7日（木）日本ハム紅白戦(名護球場)
2月10日（日）日本ハム－阪神(名護球場)13:00
2月11日（月）阪神－ヤクルト(宜野座村野球場)
2月11日（月）日本ハム紅白戦(名護球場)
2月14日（木）ヤクルト－横浜(浦添市民球場)
2月14日（木）日本ハム紅白戦(くにがみ球場)
2月16日（土）阪神－日本ハム(宜野座村野球場)12:30
2月17日（日）日本ハム－横浜(名護球場)13:00
2月17日（日）ヤクルト－韓国三星(浦添市民球場)
2月19日（火）ヤクルト－韓国SK(浦添市民球場)
2月20日（水）日本ハム－韓国LG(名護球場) 13:00
2月21日（木）楽天－ロッテ
2月21日（木）ヤクルト－韓国三星(浦添市民球場)
2月21日（木）日本ハム－韓国SK(名護球場) 13:00
2月23日（土）日本ハム－ロッテ(名護球場) 13:00
2月23日（土）ヤクルト－韓国SK(浦添市民球場）
2月24日（日）日本ハム－楽天(名護球場) 13:00
2月25日（月）ヤクルト－楽天(浦添市民球場)
2月27日（水）日本ハム－ヤクルト(名護球場)
2月28日（木）ヤクルト－韓国LG(浦添市民球場)
以下、日本・韓国合わせて12球団の春季キャンプ日程です。なお練習試合情報・紅白戦
情報及び休日情報等に不明点も多々ありますが､分かり次第順次掲載したいと思います。
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2008年01月30日
夏の大会を沸かせた選手達28. 普天間・多和田真太郎選手
◇ シリーズ第28回目は、投打に素晴らしい活躍を見せた普天間高・多和田真太郎選手です。
▽ 多和田 真太郎 （普天間3年.内野手・投手.170cm.59㎏.右投げ左打ち）
これまで何度か2007年度の普天間を採り上げてきましたが、ここで紹介する多和田真太郎
選手もまた、2007年・普天間を象徴する選手です。最後の夏は3番打者として大技・小技で
相手チームを掻き回し、 投げても強豪・沖尚相手に先発して快投を演じるなど投打に大車輪
の働きで鮮烈な印象を残しました。
同校のエース・比嘉慎二投手とともに 中城中学時代から活躍し、 普天間高校入学後も同校
の上位進出に貢献してきました。 決して大柄とは言えない、どちらかというと華奢な体格なが
ら強打・普天間の中軸に座るなど、その打撃には非凡なものがあります。 1回戦の那覇西戦
では、相手の戦意を喪失させるような10点目を叩き出す2点適時三塁打を中越えに放ち、 2
回戦の沖縄尚学戦でも、 初回無死13塁から 強烈な先制点を叩き出す2点適時三塁打を中
越えに放ちました。 いずれの当たりも中堅方向にグングンと伸びてゆく惚れ惚れとするような
見事な打球でした。 かと思えばセーフティー気味のバントを試みるなど、 一筋縄では行かな
い勝負強い打撃が目を引きました。 最後の試合となった沖縄尚学戦では 先発投手も努め3
回1死までの投球でしたが、 県屈指の強打線相手に被安打2の無失点と、 見事に先発の役
割を果たして2番手の伊佐投手へ繋ぎ、優勝候補を終盤まで苦しめる立役者となりました。
爽やかなブルーの普天間カラー同様、 爽快さを感じさせてくれた普天間野球にあって、多和
田真太郎選手のプレーの一挙手一投足には、 駆け抜ける疾風のような 心地良さがありまし
た。 多和田選手には思いのほか早く高校野球は終わったと思われますが、 素晴らしいチー
ムメイトとともに野球に賭けてきた高校時代を忘れずに、これから先も野球を続けて更なる活
躍をして欲しいと思います。
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2008年01月29日
2008年01月28日
大嶺、1軍キャンプスタート
[画像提供：くわのみさん。2007/8/7.撮影。ロッテマリーンズ浦和球場。]
2008年千葉ロッテマリーンズの春季キャンプが、2月1日より石垣市（2/1～23・石垣島
マリーンズボールパーク） で行われます。 そして 今年で入団2年目を迎えて期待が高ま
る地元・八重山商工出身の大嶺祐太投手（2006年高校生ドラフト1位） も､今年は1軍で
のキャンプスタートが決まりました。
昨年夏場以降は 背筋痛で ファームでも思うような成績が残せなかった大嶺投手ですが､
前半はその実力が充分通用するような快投を度々演じました。 そのポテンシャルが認め
られ首脳陣から大きな飛躍が望まれる大嶺投手。 是非とも快調なキャンプスタートを切
って､今季は1軍での1勝とローテーションに食い込むような活躍を期待したいと思います。
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2008年01月27日
2008年01月26日
チバリヨー 沖縄尚学！
昨日行われた第８０回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、3月22日から13日間、阪神甲子園球場) の出場校を決める選考委員会で、九州地区代表として3年ぶり4回目の春のセンバツ出場を決めた沖縄尚学高校。
前回出場時の第７７回選抜ではベスト8と春には俄然強さを発揮する沖縄尚学ですが、今年のチームは選抜優勝の経験を持つ若い比嘉公也監督のもと、投攻守において例年以上に充実した戦力を誇ります。そこで同校の昨秋までの戦力を簡単に分析しながら 語りたいと思います。
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2008年01月25日
沖縄尚学高校、春のセンバツ出場決定！
第８０回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、3月22日から13日
間、阪神甲子園球場) の出場校を決める選考委員会が今日25日、大阪市北区の毎日新聞
大阪本社で開かれ、 晴れの36校が選出されました。 沖縄県からは、沖縄尚学高校が九州
地区代表として3年ぶり4回目の春の甲子園出場を決めました。
春夏ともに記念大会となる今年の甲子園。その幕開けとなる春センバツで、沖縄尚学がどん
な戦いを見せてくれるでしょうか？ 前回出場時の77回選抜ではベスト8と、春には俄然強さ
を発揮する沖縄尚学。今年のチームは選抜優勝の経験を持つ若い比嘉公也監督のもと、エ
ースの東浜巨投手を中心として投攻守に安定した力を誇ります。 例年以上に充実した戦力
で昨秋は沖縄大会を制覇、強豪揃う九州大会でも準優勝に輝きました。 おのずと今大会は
1999年以来2度目の全国制覇にも期待が高まります。
何かと注目度の高い今年の沖縄尚学ですが、「恐れず、侮らず、気負わず」 の建学精神で、
平常心で伸び伸びと春の大舞台を楽しんで欲しいと思います。 チバリヨー！沖尚ナイン！！
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2008年01月25日
本日、センバツ出場校決定選考委員会開催
第８０回記念選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、3月22日から13日
間、阪神甲子園球場) の出場校を決める選考委員会が今日25日、大阪市北区の毎日新聞
大阪本社で開かれます。
今大会は記念大会であるため 出場校数は、一般枠が3校増の32校、21世紀枠も1校増の
3校、 そして希望枠1校、合わせて計36校と例年より4校多い高校が選出されます。
沖縄県からは､昨秋の九州大会で準優勝した沖縄尚学高校が九州地区代表としての選出を
ほぼ確実視されており、本日の朗報を期待したいと思います。
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2008年01月24日
第36回県高校野球部対抗競技大会の結果
[種目別（個人）の遠投部門で1位に輝いた､浦添商2年の上地時正投手｡]
高校野球部対抗競技大会
浦添商、初の総合優勝 2位は前年覇者沖尚
12日に県総合運動公園陸上競技場などで行われた第36回野球部対抗競技大会の結果
が21日、県高校野球連盟から発表され、浦添商業が474点で初の総合優勝を飾った。2
位は461点で前回大会まで4連覇中で、第80回選抜高校野球大会 （3月22日から13日
間・甲子園）への出場が濃厚な沖尚。3位は437点で名護が入った。
塁間継投では沖尚が40秒81の大会新を樹立。 千五百メートル個人では、平良英明 （中
部商）が大会新となる4分25秒で1位となったほか3位までが大会記録を上回った。
浦添商業は種目別で、全8種目のうち立三段跳びを除く7種目で3位までに入賞。3位とな
った塁間継投を除く6種目で2位以上につけ、バランスの良さが際立った。百メートルは沖
尚と並ぶ12秒17で1位となった。
[2008年1月23日付 / 琉球新報朝刊より抜粋]
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2008年01月23日
夏の大会を沸かせた選手達27. 普天間・比嘉慎二投手
◇ シリーズ第27回目は 投打に抜群のセンスを誇る､普天間高3年の比嘉慎二投手です。
▽ 比嘉 慎二 （普天間3年.投手.173cm.70㎏.右投げ両打ち）
2007年度の普天間には素質豊かな選手達が多く揃っていました。高校野球部対抗競技
大会において打撃部門で1位・塁間継投で2位・そして総合でも3位という結果が、 彼らの
素材の良さを裏付けています。 その中でも エースの比嘉慎二投手は下級生の頃から非
常に注目された好選手でした。 そんな彼らが春季大会4強入りしシード権を手にして挑ん
だ最後の夏は、普天間初の夏甲子園出場にも期待が高まりました。 しかしエースの故障
という非常事態もあり、 惜しくも激戦の末 強豪・沖縄尚学の前に2回戦で涙を飲みました。
その2007年普天間の中心的存在・比嘉慎二投手は、 とにかく野球センスの塊です。 投
げて良し、打って良し、守って良し。 投手としては決して大柄ではありませんが、オーソド
ックスな右本格派で真っ向から投げ下ろします。 キレの良い直球とスライダー、そしてカ
ーブ等をうまく織り交ぜて小気味良く打者を翻弄します。コーナーを攻める制球は安定感
抜群で、その投球コンビネーションからは勘の良さが伺えます。彼が本調子であるならば
例えどんなチームを相手にしても決して大崩れする事はないでしょう。
また下級生の頃は遊撃手もこなすなど、攻守においても 野手としての才能が俄然光りま
す。 思いっきり引き付けて 前で大きく振り抜く打撃は、柔らかく かつ豪快で 理想的です。
打撃に関してはほとんど欠点が見当たらず、 本物の強い打球を 右中間・左中間へ飛ば
す事の出来る強打者です。 去年の普天間上位打線には本当に惚れ惚れしましたが、殊
更比嘉慎二選手の打撃には唸らされました。
最後の夏は 故障で投球らしい投球もほとんど出来なかった比嘉慎二選手。 その悔しさ
は計り知れないものがあるでしょう。 しかし素晴らしい仲間とともに戦った3年間、あのチ
ームで高校野球を全う出来た事は、 何ものにも換え難い一生の宝だと思います。 類稀
なる野球センスを持つ比嘉慎二選手。 これからも普天間高野球部の誇りを胸に、 次の
ステージでも大暴れしてその名を轟かせる事を期待します。
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