2008年04月09日
今ありて2008

[写真提供:チバリヨ沖縄球児!http://www.kina.tv/ 撮影:スマオ ]
踏みしめる土の饒舌
幾万の人の思い出
情熱は過ぎてロマンに
花ふぶく春に負けじと
故・阿久悠氏の作詞で、 谷村新司氏が作曲した、 センバツ高校野球の大会歌 「今ありて」。
名曲です。 開会式で謡われるこの歌も感動を誘いますが、 閉会式で聞く歌は いっそう胸に
響きます。9年前の春のセンバツ閉会式で比嘉寿光主将をはじめとする沖尚ナインが、当時
この曲で讃えられた姿には涙が止まりませんでした。 そして今年。2008年センバツ閉会式
で、 西銘生悟主将を中心とした沖尚ナインは実に逞しく自信に満ち溢れた姿で讃えられ、新
時代の沖縄球児達を誇らしく思えました。甲子園には常にロマンに満ち溢れた歴史が連なり、
そして甲子園では 常に新しい未来が扉を開きます。 今年のセンバツは沖尚ナインのみなら
ず、全ての沖縄球児達に輝かしい未来を開いてくれた事と思います。 そして今、新たな季節
へ向かって!チバリヨー沖尚ナイン!チバリヨー沖縄球児達!!
第80回記念選抜高校野球大会の組合せ&勝ち上がり(毎日新聞.毎日jp)
http://mainichi.jp/senbatsu/08/etc/tournament/?inb=yt

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2008年04月08日
沖縄尚学高校 センバツ優勝報告会

[センバツ決勝翌日の4月5日夕方、沖尚体育館にて行われた優勝報告会]
沖尚、紫紺旗と凱旋 空港、学校で偉業たたえる
第80回選抜高校野球大会で9年ぶり2度目の全国制覇を成し遂げた沖縄尚学高校野球部
(大城英健部長、比嘉公也監督)の選手34人が5日午後、那覇市の同校に凱旋(がいせん)
した。午後4時20分、大阪から空路、約1500人が詰め掛けた那覇空港に到着。 那覇市国
場の沖縄尚学高校でも 約1500人が選手らを迎えた。 選手らの帰りを心待ちにした生徒や
卒業生、地域の人々ら多くの県民が、紫紺の優勝旗を再び沖縄に持ち帰ったナインをねぎら
い、たたえた。
沖尚体育館で午後5時半すぎに始まった報告会で、 選手らと来場者が甲子園で5度歌われ
た校歌を合唱。 名城政次郎校長が「鍛え抜かれた技を大舞台で十二分に発揮し、称賛に値
する。声援で支えた皆さんに感謝する。県民を喜ばせることができたと思う」と述べた。
比嘉監督は「初戦で9年前と同じ1対0の運命的な勝利に始まり、試合を経るうちに、まるで9
年前の戦いを見ているような気がしてきた。選手たちは一戦ごとに成長した」と優勝までの軌
跡を振り返り、来場者に感謝した。
選手を代表して西銘生悟主将が 「(夏の大会の) 深紅の優勝旗はまだ沖縄に渡っていない。
挑戦するためにまた甲子園に戻りたい」と力を込め、会場は拍手と歓声に包まれた。
[2008年4月6日付.琉球新報朝刊より抜粋]
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2008年04月07日
2008選抜 沖尚ナイン感動をありがとう!

[写真提供:チバリヨ沖縄球児!http://www.kina.tv/ 撮影:スマオ]
第80回記念選抜高校野球大会( 日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、阪神甲子園球場 )
は4月4日に決勝戦が行われ、九州地区代表の沖縄尚学高校(沖縄県)が関東地区代表の
聖望学園(埼玉)を9-0の大差で下し、9年ぶり2度目の優勝を果たしました。今年の沖尚は
エースの東浜巨をはじめとしてその充実した戦力は大会前から評判が高く、 見事に下馬評
通りの実力を発揮しての優勝でした。 そういう意味で 9年前の優勝とは内容が大きく異なり、
近年の沖縄高校野球界のレベルの進化を強く感じました。
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まず特筆されるのは、やはりエースの東浜巨投手です。 彼のこれまでの県内での活躍ぶり
からその際立った実力は充分知っていたつもりでしたが、 全国の大舞台であれだけの投球
をやってのけた事には驚嘆しました。 我々の想像の遥か上を行く快投を演じた東浜投手に
改めて感服致します。スラリとした長身から無理の無いしなやかな投球フォームで、低めに
伸びるストレートは一級品。今大会注目を集めたツーシームをはじめ、スライダーの威力も
抜群で、カウントを取るカーブの配球も実に効果的。 また何よりも抜きん出ているのがその
制球力。 アウトローは勿論の事、内角、特に明徳義塾戦で見せた内角ぎりぎりに攻め込ん
だ制球力は圧巻でした。 牽制やフィールディングにおいても素晴らしい動きを見せ、何度も
窮地を救いました。このように、彼の投手としての技量に関してはひたすら褒めるしかありま
せん。 そして今大会の東浜投手に関して最も関心したのが、そのハートの強さです。もとも
と頭の良さが際立つ投手で常に落ち着いたプレーが目に付きましたが、今大会では足の怪
我を押して準決勝から決勝まで実に気迫に満ちた投球を演じ、 熱い一面を見せ付け大きな
感動を誘いました。心技体全て揃い、尚且つ甲子園優勝投手に輝く強運ぶり。 長い沖縄高
校野球史の中でも全てに図抜けており、文句無く沖縄歴代No1の投手でしょう。
東浜投手だけでなく、そのバックの選手達も素晴らしい選手が揃いました。主将で遊撃手の
西銘生悟選手は、 明徳義塾戦で放った先制2ランに象徴されるように左右の打席からの勝
負強い打撃は見事でした。 また、そのスピード感溢れるフットワークを活かした遊撃守備に
は多くの高校野球ファンが大きく唸りました。 切り込み隊長の伊古聖選手は、これ以上にな
い程の働きをしてくれました。先頭打者として何度も驚くような長打でチャンスを作り、ナイン
にも多大な勇気を与えたと思います。中堅手としても俊足を活かした守備範囲の広さが光り
ました。続く二番の伊志嶺選手もまたいぶし銀の渋い働きで沸かせました。彼のバントの巧
さと脚力、 そしてチャンスでの打撃の確実性と範囲の広い右翼守備は 実に安心して見られ
ました。 主砲の仲宗根一晟は強打者でありながら右狙いに徹したチーム打撃で貢献しまし
たが、 決勝戦では本来の長打力を如何なく発揮しました。 また二塁守備でも切味鋭い動き
で魅せてくれました。 三塁手の高甫栄輝選手は、その闘志溢れる三塁守備で沸かせてくれ
ました。 彼の燃えるような気迫は、チームに勢いを与えてくれた事でしょう。 打撃においても、
東洋大姫路戦で逆転の足掛かりを作ったように、 思い切りの良いスイングで何度もチャンス
を切り開きました。 金城圭右選手は三回戦以降は主に代打での登場となりましたが、 常に
期待に応える存在感の高さで貢献しました。 波照間友作選手は持ち前の長打力でクリーン
アップとして快打を連発しました。新垣匠選手は序盤は不調が続きましたが、決勝戦では本
来の実力を発揮して強い沖尚野球を見せてくれました。上原壮央選手はチーム1の快足で、
驚くような走塁を披露。 機動力の沖尚を全国に示してくれました。 そしてチームの快進撃を
支えたという意味で非常に印象深いのが2年生捕手の嶺井博希選手です。 その強肩とフッ
トワーク・リードセンスは以前から高評価していましたが、彼の捕手としての洞察力には驚か
されました。初戦で見せた目での牽制や、明徳義塾戦でのリーディング、東洋大姫路戦での
盗塁阻止等、いずれも深い観察力とすぐれた直感力が成せる技だったと思います。 また東
洋大姫路戦で逆転打を放った後には舞い上がる事もせず、興奮の中で打順を間違えようと
した東浜投手に対して冷静に指摘する様子等、 そのクールさ、 落ち着きぶりは高校生とは
思えません。投手が東浜で捕手が嶺井、まさしく最強バッテリーだと言えるでしょう。東浜投
手が沖縄歴代No1の投手なら、 嶺井捕手もまた 沖縄歴代No1の捕手と言っても過言じゃ
ないでしょう。 このように例年以上に優れた野手陣に恵まれた今年の沖尚ですが、 コーチャ
ーとして伝令として 重要な役割を果たした斉藤翔吾選手や、 常にブルペンで待機して 万事
に備えていた 上原亘投手、上江洲圭投手、比嘉祥也徒手、 黒島侑也捕手、 有力な2年生
の普天間有司選手、山城紹史選手、大屋マネージャーを始め、 スタンドで声援を送った 部
員達、それぞれが皆一丸となって掴んだ春の栄冠だったと思います。
才能豊かな選手達を見事に統率した 比嘉公也監督の指揮官ぶりも、今度の甲子園では大
きな話題となりました。 監督就任2年目で26歳の若き指導者の采配は常に冷静で、それで
いて大胆にメリハリの利いた 素晴らしいものでした。 それと比嘉公也監督が持つ 強烈な運
気の強さも、今大会は特に感じずにはいられませんでした。 沖縄初の甲子園優勝校エース
となったその天運は、伊達ではありません。甲子園という舞台は全国から選りすぐった強豪
が集まる聖地です。いずれのチームも非常にレベルの高い好チームばかりで、その力の差
は紙一重です。 その中で頂点を極めるには、実力の高さは勿論の事、 「運気の強さ」 が重
要な要素になると思います。 今年の沖縄尚学には充実した戦力に加え、何処にも負けない
球運の強さがあったのだと思います。 所謂、 甲子園の女神に愛されていたのでしょう。良く
語られるのが9年前との比較ですが、共通点の多さに驚くばかりです。 初戦の1-0完封とい
い、次戦での点差といい、準々決勝でのスコアと試合内容 そしてエースの足の怪我。 準決
勝では関西のチームと球史に残る激戦を演じ、決勝では関東のチームを相手に快勝。また
雨で日程がずれた事により、決勝戦の日も9年前と同じ4月4日になりました。これらは単な
る偶然で片付けるには出来すぎています。 まるで何かに導かれているかのようです。 一つ
違いがあるとすれば、決勝戦でエースが完投した事でしょうか? 9年前にエースとして決勝
で投げる事が出来なかった比嘉公也監督が、 今回の決勝戦を如何いう心情で挑んだのか
知りませんが、間違いなくエース東浜を、そして沖縄尚学を、聖地は祝福してくれました。先
にも述べたように 前評判通りの優勝だという事で、 今回の優勝は9年前とは大きく異なりま
す。ここまで来るにはやはり先人達の功績の積み重ねが大きいと思います。比嘉公也監督
にとっての高校時代の恩師・ 現長崎日大監督の金城孝夫氏と、 指導者としてのノウハウを
授けてくれた前監督・岡山作陽監督の角田篤敏氏の功績は特に大きいと思います。金城氏
は精神面で、 角田氏から技術面で、 現沖尚野球部に大きな痕跡を 残していると思います。
私は特に角田氏の影響を重要視しており、 氏が沖縄に来てから 沖尚野球が確実に変わっ
たと思っています。 洗練された高度な守備と、緻密な戦略を駆使した今の沖尚野球は角田
野球の系譜です。 勿論、 比嘉公也監督は自分なりにアレンジしてより高みを目指して来て
いると思いますが、恩師・先輩との人間関係を常に尊重しその教えを大事に守って行く比嘉
公也監督の人柄が、沖尚野球を更に成長させて行く要因となっているのでしょう。 そして長
い間、 様々な困難の中で沖尚野球部を支え続けてきた大城英健部長の存在もまた、 一際
光り輝きます。 大城部長の定年最後の年に、晴れの栄冠を手にした事を非常に喜ばしく思
います。とにかく沖縄尚学のセンバツ優勝は多くの事象が影響して成り立ったのです。
9年前のセンバツ優勝は、夢を見るような嬉しさがありました。勿論、9年前のチームも素晴
らしいチームでしたが、 勢いに任せての出来事だという感があり、 今一信じ難い面もありま
した。 また、沖縄の歴史や政治と強引に結びつけて語る人々も多く、「野球」を通り越した社
会的な出来事としてさえ捉えられていました。 しかし今回の優勝は、しっかりとした「野球の
実力」に基づいています。今回の優勝が、社会的な事に結びつけられる事はほとんど無くて、
純粋に野球の強さのみが語られています。 沖縄高校野球ファンの1人として、 そういう意味
で9年前の優勝よりも今回の優勝を嬉しく思います。素直に 「野球」 のみで語れる優勝なん
だと。2008選抜、改めて沖尚ナインを祝福いたします!そして心から感謝の意を伝えます!
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2008年04月04日
祝! 沖縄尚学センバツ優勝!

[写真提供:チバリヨ沖縄球児!http://www.kina.tv/ 撮影:スマオ]
沖縄尚学が9年ぶり2度目のセンバツ優勝!!
第80回記念選抜高校野球大会 (日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、阪神甲子園球場)
の決勝は本日行われ、九州地区代表の沖縄尚学高校は関東地区代表の聖望学園 (埼玉)
を大差で下し、 9年ぶりの春の選抜優勝を成し遂げました。 試合は序盤から沖縄尚学打線
が爆発。初回に先頭・伊古の三塁打をきっかけに1点を先制した沖縄尚学は、その後も得点
を重ね、 伊古のランニング3点本塁打を含む15安打9点の猛攻で聖望学園を圧倒しました。
投げては好投のエース東浜が被安打6の完封。見事に2度目の紫紺の大旗を手にしました。
第80回記念選抜高校野球大会・試合結果(第14日)
▽2008年4月4日(金) 阪神甲子園球場
▽決勝戦(開始12:33 試合時間 2時間16分)
聖望学園(関東) 000 000 000 - 0
沖縄尚学(九州) 114 030 00x - 9
(聖)大塚、石田、佐藤、大塚 - 原茂
(沖)東浜 - 嶺井
本塁打=伊古1号3ラン(沖)
三塁打=伊古、西銘、新垣、仲宗根(沖)
二塁打=波照間、仲宗根(沖)
第80回記念選抜高校野球大会の組合せ&勝ち上がり(毎日新聞.毎日jp)
http://mainichi.jp/senbatsu/08/etc/tournament/?inb=yt
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2008年04月04日
いざ決勝! 選抜チバリヨー 沖尚!

[写真提供:チバリヨ沖縄球児!http://www.kina.tv/ 撮影:スマオ]
第80回記念選抜高校野球大会 (日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、阪神甲子園球場)
の決勝戦は本日13時30分開始予定で行われ、 東洋大姫路との準決勝を制した九州地区
代表の沖縄尚学高校は9年ぶり2度目の紫紺の優勝旗を掛け、 関東地区代表の聖望学園
(埼玉)と戦います。
兵庫県西宮市の本日午後の天気予報は晴れ。 決勝戦も チバリヨー!沖尚ナイン!!
◇ 第80回記念 選抜高校野球大会
4月4日(金) 阪神甲子園球場
[決勝]
第14日 : 00:30開始予定
沖縄尚学(九州) vs. 聖望学園(関東)
第80回記念選抜高校野球大会の組合せ&勝ち上がり(毎日新聞.毎日jp)
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2008年04月04日
春の選抜 沖縄尚学が決勝へ!(13日目・準決勝)

[8回裏2死満塁で、劇的な逆転打を放った嶺井博希。※ 写真は県大会より]
沖縄尚学が劇的な逆転で東洋大姫路を下し決勝へ!
第80回記念選抜高校野球大会 (日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、阪神甲子園球場)
の第十三日目第2試合は本日行われ、 天理(奈良) との準々決勝を制した九州地区代表
の沖縄尚学高校は、決勝進出を掛けて 近畿地区代表の東洋大姫路(兵庫)との準決勝を
戦いました。 試合は初回、 東洋大姫路が2死から亀井の右中間を深々と破る3塁打の後、
佐藤が中前へ弾き返し先制。更に7回表の東洋大姫路は無死から能丸が右中間3塁打で
出塁すると福田が右前適時打を放ち 2-0としました。 それまで東洋大姫路先発の佐藤は、
内野安打3本を含む散発4安打で沖尚打線を抑えており勝負は決したかに思えました。 と
ころが8回裏の沖縄尚学は、この回先頭の高甫が遊撃内野安打で出塁し犠打や四球等で
2死13塁となった所で仲宗根の右前適時打で1点を返します。 更に四球で2死満塁として
嶺井の右前2点適時打で逆転。その後暴投でも1点を追加し、4-2の劇的な大逆転で沖縄
尚学が東洋大姫路を下しました。 前日に足に打球を受けた沖縄尚学の東浜投手は、気合
の投球で低めにボールを集め 東洋大姫路打線を2失点に抑える好投を見せました。 沖縄
尚学は9年ぶりの決勝進出で、2度目のセンバツ優勝に王手を掛けました。
第80回記念選抜高校野球大会・試合結果(第13日)
▽2008年4月3日(木) 阪神甲子園球場
▽準決勝・第2試合(開始13:32 試合時間 2時間)
東洋大姫(近畿) 100 000 100 - 2
沖縄尚学(九州) 000 000 04x - 4
(東)佐藤 - 的埜
(沖)東浜 - 嶺井
三塁打=亀井、能丸(東)
二塁打=藤井(東)
◇暴投 佐藤=8回(東洋大姫路)
◇残塁 (沖縄尚学)7 (東洋大姫路)6 ◇併殺 (沖縄尚学)1
◇審判 野口(球)桂、田中豊、堅田(塁)
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沖縄尚学ナイン及び比嘉公也監督の精神力には敬服しました。沖縄高校野球ファンの1人
として、これほど嬉しい事はありません。 昨日の試合では 初回の攻防を見て雲行きの怪し
さを感じ、 7回表の東洋大姫路の追加点でほぼ負けを覚悟しました。 野球は筋書きの無い
ドラマだとは良く言いますが、それでもゲームな流れと言うのは大体読めるものです。終盤
の大逆転が起こるにしても、何らかの予兆のような物はあるものです。昨日の試合では、そ
れがほとんどありませんでした。 7回までの佐藤投手の投球を見て、沖尚打線に付け入る
隙は微塵も無いように見受けられました。8回裏の攻撃にしても、先頭の高甫が何とか内野
安打で出塁したもののあっという間に2死まで追い込まれました。続く打者は最も期待の出
来る西銘だったとは言え、この日の彼は、初回の好機での三振を含め2三振のノーヒットと
完全に抑え込まれていました。 ただ、ベンチの比嘉公也監督の落ち着きぶりに僅かながら
期待を抱きもしました。試合終了後での談話では、選手達に 「必ず流れが来るから」と話し
ていたようです。 終盤まで動揺も見せずに選手達を信じる監督も凄いのですが、僅かな流
れを見事に引き寄せた選手達の集中力には恐れ入りました。先程も述べたように何の兆し
も見せずにいきなりの大逆転劇を演じるのは、私達から見れば「奇跡」以外の何物でもあり
ません。 しかし 当の本人達にとっては、 あくまでも沖尚野球を実践しただけだったのです。
この試合、 右足の痛みを堪えながらも8回まで2失点で耐えていた東浜投手の力投が 終
盤の逆転に繋がったのは言うまでもありません。それとポイントになった一つのプレーがあ
ります。8回表の東洋大姫路の攻撃で、2死1塁から1走が盗塁を仕掛けました。東浜投手
の投球は左打者の外角高めに大きく外れたのですが、 捕手の嶺井が身を伸ばしながらも
捕球した後、二塁へ素早くドンピシャリの送球アウト。終盤に大分捕まりかかった東浜投手
ですが、スコアリングポジションに走者を置いて相手の攻撃を受け続けるのと、結果的に三
者凡退に終わるのとでは大きく違います。 他の野手も勇気付けられ 気分良く次の攻撃に
移れます。8回裏には逆転の2点適時打を放ち、試合の大きな功労者となった嶺井捕手で
すが、守りの面でも非常に大きな役割を果たしました。
ところで8回裏の攻撃中は見る方も興奮の坩堝で、未だに夢見心地なのですが、ここで冷
静に振り返って見たいと思います。まず先頭打者として遊撃内野安打で出塁した高甫です
が、彼の持味は積極的な思いっきりの良いスイング。彼の打撃には、常に期待感を抱かせ
る心地よさがあります。 この試合でも最初の打席からフルスイングで、何かやってくれそう
な気配は感じましたが、大事な場面で見事に無死の走者となってくれました。次打者・伊古
はきっちりと送って1死2塁。 続く伊志嶺が二塁ゴロの間に2走の高甫は3塁へ。 もちろん
エンドランが掛かっていましたが、 走者2塁で きちんとケースバッティングを行えた伊志嶺
の打撃は 非常にポイントが高かったと思います。 2死になったとは言え、 ランナーは3塁。
回は終盤、舞台は甲子園の準決勝。そして沖縄の攻撃のチャンス時に球場全体に鳴り響
く「ハイサイおじさん」 の大音量。 この状況で正常でいられる高校生は なかなかいません。
事実、これまで冷静だった東洋大姫路・佐藤投手の歯車が狂い始めました。佐藤投手から
すれば、あとわずか1人でこの回を凌げるはずが、 次打者・西銘に痛恨の四球を与えてし
まいます。 ただ、ここで非常に粘って冷静に四球を選んだ西銘も流石です。 こうなれば流
れは完全に沖尚です。 球場全体の雰囲気も含めて。 そして仲宗根はきちんと右前に弾き
返してまず1点。 ここで代打に金城が起用されましたが、彼もまた空気を良く読んでいまし
た。独特の雰囲気の中、完全に佐藤投手を呑んでいたと思います。 そして当然の如く四球
を選び2死満塁、それから嶺井の逆転右前2点適時打と暴投を呼び寄せたのです。振り返
って見れば、 僅かなきっかけから流れを大きく引き寄せた 沖尚野球は勿論凄いのですが、
あの大逆転劇は、 必死の願いを込めた沖縄の大応援団とベンチが一体になって引き起こ
したドラマだったと言えるのかもしれません。
それにしても東洋大姫路の佐藤投手は、前評判に違わぬ素晴らしい投手でした。沖尚ナイ
ンはどう思っていたのか知りませんが、端から見れば攻略不可能にも感じました。 140キ
ロ台の直球の威力も然る事ながら、抜群のチェンジアップと緩いカーブを交えた緩急の巧
みさは予想以上でした。 前日の智弁和歌山戦での完投による肉体的な疲労もあったと思
われますが、万全の状態で対戦していれば、攻略出来なかったかも知れません。 今大会
の沖縄尚学は、緒戦からずっと好投手ばかり相手にしてきましたが、 昨日の佐藤投手は、
より厳しい相手でした。 99年のPL学園との延長戦も感動と興奮の試合でしたが、昨日の
試合は更にサプライズな試合でした。感動と興奮に「驚き」が加味された試合でした。決勝
戦を前にして、これ程モチベーションを高められる準決勝は中々無いと思います。さあ、い
よいよ選抜のファイナルです。 相手は、これまた大会を代表する右腕・大塚投手を擁する
聖望学園。沖尚ナインは当然、9年ぶりの紫紺の大旗を手にすべく全力を注ぐことでしょう。
沖縄高校野球ファンとして、 今大会 ここまで素晴らしい試合の数々を見せてもらえただけ
でも充分満足ではありますが、 決勝戦でも力の限り応援致します。 チーム全員が一丸と
なって 「恐れず、侮らず、気負わず」、力の限り頑張れ。 チバリヨー!沖縄尚学ナイン!!
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2008年04月03日
いざ準決勝! 選抜チバリヨー 沖尚!

[写真提供:チバリヨ沖縄球児!http://www.kina.tv/ 撮影:スマオ]
第80回記念選抜高校野球大会 (日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、阪神甲子園球場)
の第十三日目第2試合は本日13時30分開始予定で行われ、天理との準々決勝を突破し
た九州地区代表の沖縄尚学高校は決勝進出を掛け、 近畿地区代表の東洋大姫路(兵庫)
との準決勝を戦います。
兵庫県西宮市の本日午後の天気予報は晴れ。 準決勝もチバリヨー!沖尚ナイン!!
◇ 第80回記念 選抜高校野球大会
4月3日(木) 阪神甲子園球場
[準決勝]
第13日 : 第2試合 (13:30開始予定 )
沖縄尚学(九州) vs. 東洋大姫路(近畿)
第80回記念選抜高校野球大会の組合せ&勝ち上がり(毎日新聞.毎日jp)
http://mainichi.jp/senbatsu/08/etc/tournament/?inb=yt
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2008年04月03日
春の選抜 沖縄尚学が準決勝へ!(12日目・準々決勝)

[準々決勝の対天理戦で、大活躍をした伊古聖選手。※ 写真は県大会より]
逆転の沖縄尚学が、天理との激戦を制す!
第80回記念選抜高校野球大会 (日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、阪神甲子園球場)
の第十二日目第2試合は本日行われ、明徳義塾(高知)との3回戦を制した九州地区代表
の沖縄尚学高校は、4強進出を掛けて近畿地区代表の天理(奈良)との準々決勝を戦いま
した。 試合は沖縄尚学先発・上原亘投手の序盤の乱れを突いて2回裏に天理が先制。 対
する沖縄尚学は3回表、 2死から 伊古の三塁打を皮切りに伊志嶺、 西銘と 3連打で逆転。
天理も 4回裏に古田の左越本塁打ですかさず同点に追い付きますが、沖縄尚学は5回表
に1死23塁から 伊志嶺のスクイズで再び勝ち越しました。 沖縄尚学は9回表にも2死2塁
から高甫の適時打で1点を加え、 投げては5回から登板のエース東浜が 天理の反撃を断
ち、試合は4-2で沖縄尚学が快勝。見事9年ぶりの準決勝へ駒を進めました。
第80回記念選抜高校野球大会・試合結果(第12日)
▽2008年4月2日(水) 阪神甲子園球場
▽準々決勝・第2試合(開始13:35 試合時間 2時間4分)
沖縄尚学(九州) 002 010 001 - 4
天 理(近畿) 010 100 000 - 2
(沖)上原亘、東浜 - 嶺井
(天)井口 - 鈴木
本塁打=古田1号ソロ(天)
三塁打=伊古(沖)
二塁打=伊古、嶺井(沖)古田(天)
◇盗塁 伊志嶺、上原壮(沖) ◇暴投 上原亘=1回(沖縄尚学)
◇残塁 (沖縄尚学)6 (天理)8 ◇併殺 (沖縄尚学)1 (天理)1
◇審判 日野(球)西貝、長谷川、堅田(塁)
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まずは、堂々のベスト4進出を非常に嬉しく思います。名門・天理を凌駕するようなソツの無
い攻撃に、 我々の予想を上回る沖尚ナインの成長を強く感じました。 昨日は各選手が持味
を充分に発揮出来ましたし、何よりも比嘉公也監督の采配が光りました。思い切った選手起
用とじっくりと耐える姿勢、オーソドックスな作戦を基本に起きながらも意外性の采配が有り、
そして切り替えの早い決断力。 選手の自主性を尊重しながらも 見事にコントロール出来る
巧みさは、 とても26歳とは思えません。 沖尚ナインが水を得た魚のように甲子園の大舞台
で駆け回れるのは、若い指揮官の自由奔放な戦略と動じない気概があるからこそ。とにかく
昨日の試合では、監督・選手ともに多くの良い面が出せたと思います。
試合の内容に関しては、やはり上位の左3人の活躍が光りました。 特に伊古・伊志嶺の12
番コンビの働きは特筆ものです。 それは初回から顕れました。 立ち上がりから丹念にコー
ナーを突く天理・井口投手に対してじっくりとボールを見極め四球を選んだ伊古は、早くも相
手に苦手意識を与えたと思います。 得点こそ成りませんでしたが、 初回にかなりの球数を
放らせた123番の効果は絶大でした。それが3回の逆転劇へ繋がったと思います。先制点
を奪われた直後の2死からの3連打といい、同点に追い付かれた直後のスクイズといい、な
かなか出来る事ではありません。主導権が移りそうになりながらも即座に引き戻すという理
想的な展開は全て、初回の見極めから来ていると言えるでしょう。188センチの長身からア
ンダースローで多彩なコーナーワークを駆使する、井口投手の攻略は生易しいものではあ
りません。これまで聖光学院・仲田投手、明徳義塾・南野投手ら素晴らしい投手達と対戦し
てきましたが、井口投手は彼らとは違った特異な攻め難さを持った好投手です。 昨日の試
合で勝利した沖尚ナインが得た自信は、 計り知れないものがあると思います。 堅固な守備
に多彩な攻撃力と投手力、そして好采配。今の沖縄尚学には、これまでの沖縄チームには
無い、バランスの取れた確かな強さがあります。
さて、満を持して登場した昨日の先発・上原亘投手。その投球内容に関して、もはや述べる
つもりはありません。とにかく自分を見失っていました。初めての甲子園先発の緊張感、同
僚の 東浜投手に対する気負い、 そして 相対する天理・各打者の強烈なスイングへの恐れ、
全てがマイナスに作用したと思います。フォームはバラバラで腕が振れず、 置きにいったボ
ールは棒球、そして逃げの投球。 まさに自分が自分でない様な状態だったのでは無いでし
ょうか? ただ、そんな状態でも必死さは伝わって来ました。 もがき苦しみながらも一所懸命
投げる姿に、確かな光明が見えました。 彼を信頼する比嘉監督の親心は、 本人にも 充分
伝わっているのでしょう。上原投手は とても力のある投手です。甲子園は、 彼を大きく成長
させてくれるはずです。 次回登板では、必ず汚名返上の本来の投球をすると信じています。
東浜投手に関しては、もはや貫禄さえ漂います。昨日は、あの天理打線が完全に呑まれて
いました。 直球がシュート回転するきらいはありましたが、 それさえも霞む 勢いがありまし
た。ただ、8回の右足膝裏への打球直撃は気がかりです。 状態がどうなっているのかは知
りませんが、将来ある彼に無理は禁物です。 試合の勝敗よりも大事な事です。それは、比
嘉監督が誰よりもわかっている事でしょう。 沖縄尚学には上原亘投手をはじめ、 上江洲圭
投手、比嘉祥也投手といった 好投手がまだまだいます。 いざとなったら投手陣をフル回転
させて総力戦で挑んで欲しいと思います。
聖光学院、明徳義塾、そして天理と並み居る強豪を撃破してきた沖縄尚学。特に昨日の天
理の各選手の力量は、かなりのレベルでした。ここまで来たら、恐れるものは何もありませ
ん。奇しくも9年前の準々決勝・対市川戦でも2番手の照屋投手先発で2失点途中降板、そ
して同じスコアで勝利しています。 これまでの試合は全て9年前と同じ流れで来ています。
比嘉公也監督には、大きなチャンスを決して逃さない強い天運があるのでしょう。次の東洋
大姫路は近畿の覇者。当然格上です。しかし沖尚ナインの調子も益々上向きです。きっと
これまでにも増して、伸び伸びと全力でプレーする事でしょう。チバリヨー沖縄尚学ナイン!
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2008年04月02日
いざ準々決勝! 選抜チバリヨー 沖尚!

[写真提供:チバリヨ沖縄球児!http://www.kina.tv/ 撮影:スマオ]
第80回記念選抜高校野球大会 (日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、阪神甲子園球場)
の第十二日目第2試合は本日13時30分開始予定で行われ、明徳義塾との3回戦を突破
した九州地区代表の沖縄尚学高校は、 準決勝進出を掛けて 近畿地区代表の天理(奈良)
との準々決勝を戦います。
兵庫県西宮市の本日午後の天気予報は晴れのち曇り。準々決勝もチバリヨー沖尚ナイン!
◇ 第80回記念 選抜高校野球大会
4月2日(水) 阪神甲子園球場
[準々決勝]
第12日 : 第2試合 (13:30開始予定 )
沖縄尚学(九州) vs. 天理(近畿)
第80回記念選抜高校野球大会の組合せ&勝ち上がり(毎日新聞.毎日jp)
http://mainichi.jp/senbatsu/08/etc/tournament/?inb=yt
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2008年04月01日
春の選抜 沖縄尚学が準々決勝へ!(10日目・3回戦)

[先制2ラン等、攻守に活躍した沖尚・西銘生悟選手。※ 写真は県大会より]
西銘が先制2ラン!沖縄尚学が明徳義塾に快勝!
昨日雨天順延となった第80回記念選抜高校野球大会 ( 日本高校野球連盟、毎日新聞社
主催、阪神甲子園球場 ) の第九日目第4試合は本日正午より行われ、聖光学院との初戦
の2回戦を突破した九州地区代表の沖縄尚学高校は、8強進出を掛けて四国地区代表の
明徳義塾(高知)との3回戦を戦いました。1回裏、1死1塁から西銘の左越え2ランで先制
した沖縄尚学は、 4回裏にも波照間の左越え二塁打の後2死3塁の好機に東浜が三遊間
を破り1点を追加、序盤から試合を優位に進めました。投げてはエース東浜が明徳義塾打
線を被安打7の1失点に抑え3-1で快勝、見事3年ぶりの準々決勝へ駒を進めました。
第80回記念選抜高校野球大会・試合結果(第10日)
▽2008年3月31日(月) 阪神甲子園球場
▽3回戦・第1試合(開始12:00 試合時間 1時間44分)
明徳義塾(四国) 000 000 010 - 1
沖縄尚学(九州) 200 100 00x - 3
(明)南野 - 松村
(沖)東浜 - 嶺井
本塁打=西銘1号2ラン(沖
二塁打=波照間(沖
◇審判 橘(球)桂、野口、藤野(塁)
◇残塁 (沖縄尚学)6 (明徳義塾)8 ◇併殺 (沖縄尚学)1
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雨で1日順延となった今日の試合は 好天のもと、 互いに万全の状態で挑めたと思います。
相手は甲子園の常連で四国の強豪 ・明徳義塾でしたが、 沖縄尚学ナインは臆する事堂々
とプレーしていたのが印象的でした。 試合は初回に西銘が右打席から先制2ランを放つと
いう意外な展開で幕を開けましたが、明徳義塾・南野投手としては珍しく真中に入った失投
でした。その後の彼の投球を考えれば、まさに僅かの隙を突いた会心の一撃だったと言え
るでしょう。それも主将として常に積極的に挑む、西銘選手の日頃の姿勢が生んだ結果だ
と思います。 その西銘、初戦に続き遊撃守備でも実に鮮やかなプレーで魅せてくれました。
今年の沖尚の強さは強力投手陣と共に抜群の守備の堅さにありますが、 特に遊撃・西銘
に象徴される内野守備の堅固さは際立ちます。
さて昨日の東浜投手ですが、初戦に比べて力みが抜けベストピッチに近かったと思います。
相手は百戦錬磨の馬淵監督率いる明徳義塾ですから、当然様々な仕掛けが予想されまし
た。案の定明徳の左打者はベース寄りボックス手前に立ち、外角低めに絶対の自信を持つ
東浜投手を牽制すると同時に制球の乱れを誘ってきました。 ところが東浜投手はそれを意
に介せずドンドンと内角に放り込みます。 相手の細工に惑わされない強靭な精神力と制球
力には思わず唸りました。ましてほぼ同じフォームから直球・スライダー、時折フォーク、挙
句の果ては超スローカーブまで放るものですから、いかに明徳義塾打線と言えど狙い球を
搾るのは至難の技だったのでしょう。 この日は初戦で見せた高速ツーシームは影を潜めま
したが、それでも直球とスライダーを軸にしたコンビネーションで充分でした。 ただ、欠点が
無かった訳ではありません。 時々外角高めに抜けたり逆球も結構目に付きました。昨秋見
せた抜群の制球力にはまだまだ戻っていませんでした。それと心なしかストレートの伸びも
欠けてるように感じました。 しかし欲を言えばきりがありません。甲子園という舞台であれだ
けの投球が出来るだけでも凄い事です。 とにかく低めへの丁寧な投球をきちんと心がけて
いるので、今大会の彼はどんな打撃のチームが相手でも絶対に抑えきれると確信していま
す。何と言ってもゲームを作るのは投手です。一本芯の通った投球を心がけた投手のいる
チームは、決して相手の戦術に乱される事はありません。 昨日の試合では 甲子園17イニ
ング目に初の失点を喫しましたが、 先頭打者への死球から始まりました。 あの回は流石に
明徳義塾の各打者の喰らい付きが一枚上手だったと言えます。
打線に関しても万全とは言えないまでも、 順調に上向きで来ていると思います。 昨日の試
合では初回の先制攻撃を除いては、 ほとんど相手の南野投手の投球が上回っていました
が、 各打者ともしっかりと振り切れていたと思います。 緒戦の聖光学院 ・仲田投手と同様、
昨日の南野投手も素晴らしい投手でした。 左腕からあれほど制球良く切れのある投球をさ
れては、まず打てません。 先制本塁打はもちろん、4回裏の東浜のタイムリーもラッキーだ
ったと思います。 その幸運を呼び込むのも、 積極的に振り切るからこそです。 甲子園レベ
ルになれば、簡単には攻略出来ない投手ばかりと思った方が良いでしょう。 当然次の天理
戦もそうです。 今年の沖尚ナインは、各局面で 頭を使える選手が揃っています。 しかし実
力の拮抗した相手との対戦で局面を切り開けるのは、 気持ちの強さだと思います。 いかに
思いっきり振り切れるか? 次戦では 未だ結果の出ない選手の活躍を期待します。 甲子園
に来るようなチームは当然全て強いチームばかりでし、 まして8強ともなれば、まずほとん
どのチームが戦力は上だと見て良いでしょう。ある意味よくぞここまで来れたとも言えます。
ただ先程も述べたように投手が低目への制球を心がけ、 堅い守備で辛抱強く守れば どん
な相手とでも対等に戦えるでしょう。 そして強い気持ちで攻撃に挑み、 得意の機動力を絡
めて活路を切り開いて行って欲しいと思います。 あと、 気になるのがやはり天理戦での先
発投手ですが、様々な意味で上原投手の先発を期待します。チバリヨー!沖尚ナイン!!
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2008年03月31日
いざ3回戦! 選抜チバリヨー 沖尚!

[在りし日の甲子園のツタ]
[写真提供:チバリヨ沖縄球児!http://www.kina.tv/ 撮影:スマオ]
昨日雨天順延となった第80回記念選抜高校野球大会 ( 日本高校野球連盟、毎日新聞社
主催、阪神甲子園球場 ) の第九日目第4試合は 本日行われます。 聖光学院との初戦の
2回戦を突破した九州地区代表の沖縄尚学高校は、 正午開始予定で 準々決勝進出を掛
けて四国地区代表の明徳義塾(高知)との3回戦を戦います。
兵庫県西宮市の本日12時以降の天気予報は曇り。3回戦も、チバリヨー沖縄尚学ナイン!
◇ 第80回記念 選抜高校野球大会
3月31日(月) 阪神甲子園球場
[3回戦]
第10日 : 第1試合 (12:00開始予定 )
沖縄尚学(九州) vs. 明徳義塾(四国)
※ 本日は1試合のみ
第80回記念選抜高校野球大会の組合せ&勝ち上がり(毎日新聞.毎日jp)
http://mainichi.jp/senbatsu/08/etc/tournament/?inb=yt
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