ネオ・オキスタ

  

[現千葉ロッテ・大嶺祐太投手の弟、八重山商工1年の大嶺翔太君]


沖縄県・兵庫県友愛35周年記念
平成19年度　第36回招待野球試合


▽平成19年5月27日（日）：北谷球場

◇ 報徳学園 6 - 1 八重山商工

第36回招待野球最終日は、春季沖縄大会3位の八重山商工が登場。試合は終盤に地力の
差を見せ付けた報徳学園が6-1のスコアで圧勝した。

報徳学園の先発は 2年生本格派右腕の岡田 。対する八重山商工は エースの當山が先発。
序盤は両投手が好投を見せ、5回を終わって0-0の緊迫した展開。中でも報徳・岡田投手は
5回2死から詰まった当りの安打を許すまでは1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。
八重商工・當山も 6回1死まで、許した安打は内野安打1本だけという見事な投球を演じた。

均衡を破ったのは報徳学園。まず6回の攻撃で、1死から1番・片山が右翼席へソロ本塁打。
2死後、3番・竹田が左中間を突破する3塁打を放ったところで八重山商工ベンチは、投手を
1年生の大嶺に交代。大嶺は最初の打者に四球を与えるも、この回を何とか切り抜けた。勢
いづいた報徳は更に7回、右前打で出塁した氏家をバントで送ったあと、再びマウンドに戻っ　
た當山から代打・堀之内が中前をタイムリー。そして8回には、前の回に再びマウンドに戻っ
た大嶺を攻め、3連打を含む4安打に2四球を絡め大量4点を奪って試合を決定付けた。

八重商工は 最終回に嘉数の中前打を皮切りに2四球で無死満塁と攻めたが、入池原の中
前タイムリーによる1点だけに止まった 。八重商工は 7回にも大嶺 ・浦崎善樹と2本の2塁
打を放ち同点のチャンスを作ったが、まずい走塁などで無得点に終わった。

報徳学園・岡田投手は 炎天下の中、終盤に乱れはしたが、被安打7の7奪三振の好投で
完投勝ちを収めた。報徳学園各打者の甘い球を見逃さない鋭い振りと 安定した守備力は、
全国トップレベルの技量を、詰め掛けた観客に堪能させた。

注目された八重山商工1年の大嶺翔太選手は 三塁手として先発出場。途中2番手投手と
して上がったマウンドでは苦渋を味わったが、打撃においては 全国レベルの好投手・報徳
学園の岡田投手から 左中間に強烈な2塁打を放つなど、将来楽しみな非凡さを披露した。


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[強打報徳を相手に1失点完投の好投を演じた豊見城・照喜名将吾投手]


沖縄県・兵庫県友愛35周年記念
平成19年度　第36回招待野球試合


▽平成19年5月26日（土）：北谷球場

◇第二試合： 報徳学園 1 - 0 豊見城

招待野球初日の第二試合は春季大会準優勝校の豊見城が登場。全国トップレベルの報徳
学園を相手に苦戦が予想された豊見城だが、照喜名将吾投手の好投で大健闘を演じた。

豊見城先発・照喜名と報徳学園先発・小澤の投げ合いで、試合は6回表まで0-0の緊迫した
展開となった。均衡を破ったのは報徳学園。
7回裏の報徳の攻撃 。この回先頭の5番・中西の当たりは平凡な二遊間の小飛球だったが、
遊撃手と二塁手が交錯して、遊撃手が落球。ここで報徳は代打に竹田を送る。期待に応えた
竹田はセンターオーバーのタイムリー2ベースを放ち、中西が返って報徳先制。報徳学園は　　　
8回にも三本の安打を放ちチャンスを作るが豊見城の好守に阻まれ、結局この試合は7回の
1点のみに終わった。

豊見城先発の照喜名投手は、脊髄空洞症という難病を抱えながらの登板で話題を呼んだが、
この試合は5四死球と荒れながらも的を絞らせず、強打の報徳相手に6回まで被安打2のピ
ッチング。この試合の報徳が控え選手中心だったとは言え、魂のこもった気迫溢れる投球で
真の実力を発揮、観客の胸を打った。それは決して話題性だけではない事の証明だった。

報徳は先発小澤が7回まで被安打5の5奪三振と好投、8・9回は小野寺・岡田と繋ぎ、三投
手で無四球完封と隙の無さを見せ付けた。しかし打線は控え中心とは言え、7安打5死四球
1失策と13人の走者を出しながら、走塁死や牽制死などのちぐはぐな攻撃で奪った得点は
失策絡みの1点のみ。第一試合に続いて凡ミスが目立った。


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[写真：中部商は8回裏、大城亮が強烈な中超え適時3塁打を放つ。]


沖縄県・兵庫県友愛35周年記念
平成19年度　第36回招待野球試合


▽平成19年5月26日（土）：北谷球場

◇第一試合： 報徳学園 5 - 3 中部商業

今年で36回を迎えた招待野球。今年はセンバツ出場校の報徳学園を迎えて春季沖縄大会
の上位3校が対戦した。初日の第一試合は沖縄春季優勝校の中部商業が対戦。

中部商は3本柱の1人・湧川、対する報徳学園は全国No１左腕の呼声高いエースの近田と
両2年生投手の先発で始まったこの試合、先手を取ったのは報徳学園。
2回表の報徳学園の攻撃は、2死からレフト線2ベースで出塁した近田を 8番・前田が左中
間タイムリー2ベースで返し先制。
対する中部商は4回裏、1塁内野安打で出塁した蔵当が送りバントとワイルドピッチで3塁ま
で進み、2死後、比嘉の三遊間タイムリーで生還し同点。更に6回、再びセンター前ヒットで
出塁した蔵当が送りバントと内野ゴロの間に3塁まで進み、近田の暴投で生還して逆転。

中部商は先発・湧川から知念正、与儀と繋ぎ7回1死からエースの羽地へ。 ところがその羽
地が終盤の8回に報徳学園の猛打に捕まる。8回表の報徳学園の攻撃、まず先頭の中尾が
内野安打で出塁し盗塁。続く代打・七瀬の送りバントを捕手の兼城が1塁へ悪送球する間に
中尾が返って同点。続く4番・小杉は中超えにタイムリー2ベースを放ち逆転、更に井上の右
前タイムリーが続きこの回一挙3点を挙げた。

中部商は8回裏に1死から蔵当がこの日3本目となるヒットを中前に運び、2死から大城亮が
中超え3ベースを放ち1点差に詰め寄るも、最終回の報徳学園は四球で出た櫻山を氏家の
左中間タイムリー2ベースで返し再び2点差に広めた。

報徳学園の先発・近田は、7安打を許すも伸びのある直球と多彩な変化球で要所を締め11
三振を奪った。中部商は終盤に登板した羽地の球が高めに浮いた所を狙い打たれて涙を飲
んだ。報徳学園は 再三に渡る盗塁死や走塁死など、ちぐはぐな攻めが目立ったが 、終盤
は全国トップレベルの地力を見せ付けた。


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名護市営球場

名護市営球場は、沖縄県名護市宮里2-1-1 （21世紀の森公園内） にある野
球場です。球場正面の銘板の表記は「名護球場」。所有は名護市で、名護市
公共施設管理センターで運営管理を行っています。
同野球場は1977年の開場で、翌1978年から日本ハムファイターズが春季
キャンプ地として使用しています。 北部地区の野球場としては開場当初から
中心的役割を果たしており、 各種野球大会の主会場などでも広く利用されて
います。

ビーチの側にあるのも特徴的で 、外野スタンド場外は 砂浜に面しています。
環境の良い 緑豊な 21世紀の森公園の中にあり 、親子連れも 目立ちます。


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[写真：第36回招待野球試合.報徳学園vs八重山商工より]


沖縄県・兵庫県友愛35周年記念
平成19年度　第36回招待野球試合


▽平成19年5月27日（日）：北谷球場


八重商工 000 000 001 - 1
報徳学園 000 001 14x - 6

（八）當山、大嶺、當山、大嶺 - 下里
（報）岡田 - 氏家

本塁打＝片山（報）
三塁打＝竹田（報）
二塁打＝大嶺、浦崎善樹（八）


※ 試合の詳細は後日アップします。


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[写真：第36回招待野球試合.報徳学園vs豊見城より]


沖縄県・兵庫県友愛35周年記念
平成19年度　第36回招待野球試合


▽平成19年5月26日（土）：北谷球場

◇第一試合

報徳学園 010 000 031 - 5
中部商業 000 101 010 - 3

（報）近田 - 糸井、森崎、氏家
（中）湧川、知念正、与儀、羽地 - 兼城

三塁打＝大城亮（中）
二塁打＝近田、前田2、小杉、氏家（報）

◇第二試合

豊見城高 000 000 000 - 0
報徳学園 000 000 10x - 1

（豊）照喜名 - 西銘
（報）小澤、小野寺、岡田 - 宮崎、氏家

二塁打＝竹田（報）


※ 試合の詳細は後日アップします。


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[写真：平成19年度第36回招待野球試合より]


沖縄県・兵庫県友愛35周年記念

平成19年度　第36回招待野球試合


◇招待校

報徳学園高校
[第79回選抜高校野球大会出場]


◇日時

平成19年5月25日（土）

09：30　開会式
10：30　対戦校：中部商業高等学校
14：00　対戦校：豊見城高等学校

平成19年5月26日（日）

09：30　対戦校：八重山商工高等学校


◇球場　北谷公園野球場
◇主催　沖縄県高等学校野球連盟
◇後援　沖縄県教育委員会
◇協賛　全日本空輸株式会社沖縄支店

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[画像提供：＠北谷球場さん「沖縄の大学・社会人野球・沖縄でのキャンプ」]
(http://dragonfanatic.hp.infoseek.co.jp/daigaku_shakaijin.html)


去年春夏の甲子園で、左右の打席から3本のホームランを放ち全国を驚か
せた金城長靖選手。去年の沖縄高校野球界では圧倒的な存在感を示した
あの男が、久しぶりに暴れました。

現在は社会人の沖縄電力で、プロを目指して頑張っています。今月の19・
20日に行われた都市対抗一次予選では、2試合に出場して4打席に立ちま
した。結果は2打数2安打（安打は2塁打とタイムリーヒット）1四球 1犠牲フ
ライと大活躍でした。特に決勝戦では3番DHでの出場。層の厚い沖縄電力
の中でも徐々に頭角を現してきています。

あの気迫に満ちた豪快なスイングで、これからも皆に夢を与えられるような
選手に大きく育っていって欲しいと思います。


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[画像提供：＠北谷球場さん「沖縄の大学・社会人野球・沖縄でのキャンプ」]
(http://dragonfanatic.hp.infoseek.co.jp/daigaku_shakaijin.html)


沖縄電力が優勝！


第78回都市対抗野球大会沖縄県予選・試合結果


▽決勝（ 2007年5月20日 / 宜野座球場）

Uスターズ 000 00 - 0
沖縄 電力 516 0x - 12
　　　　　　 （五回コールド）

（U ）丸岡、上里 - 多田
（沖）仲田、成底 - 渡慶志

本塁打＝狩俣（沖）
三塁打＝山城（沖）
二塁打＝狩俣、野原、佐久本（沖）


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第６１回全国社会人野球ＪＡＢＡ九州大会・沖縄電力の試合結果


▽1回戦（ 2007年5月8日 / 北九州市立大谷球場）

沖 縄 電力 010 001 0 - 2
Ｈ ｏ ｎ ｄ ａ 050 521 x - 13
　　　　　　　（７回コールド）

（沖）知花、糸数、仲田、高坂 - 古謝
（ホ）筑川、田中、ランドル - 佐伯

本塁打＝渡邉（沖）
三塁打＝早川・岡野(ホ)
二塁打＝仲村・狩俣（沖）佐伯・平間(ホ)


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恩納村立赤間運動公園野球場

恩納村立赤間運動公園野球場は 、沖縄県国頭郡恩納村字恩納 ７４４１
（赤間運動公園内） にある野球場です。 愛称ONNA赤間ボール・パーク。
所有は恩納村で、村で運営管理も行っています。
同野球場は 、もともと村内にあった 赤間運動場の 施設拡充を図るため 、
当初から設置されていた陸上競技場に加えて野球場、サッカー場、軟式
野球場を整備することになり、沖縄北部特別振興対策事業の補助を受け、
総額約20億円掛けて2001年に事業着手 、2005年3月に竣工しました。
同野球場には愛称が付けられることになり、村内の小中学生や一般から
の公募により「ONNA赤間ボール・パーク」に決定しました。
同野球場はまた、韓国プロ野球・三星ライオンズ等の春季キャンプ地、そ
して各種野球大会の主会場などでも広く利用されています。

沖縄自動車道屋嘉ICから車で10分足らずで 、遠隔地にありながらアク
セスはかなり良いと言えます。 山中の緑豊かな同野球場は 非常に環境
の良い野球場で、球場前には沖縄北部の美しい海も広がります。


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