ネオ・オキスタ

[沖尚vs沖水：先制2ラン等5打点の活躍をした沖尚の仲宗根一晟選手。]


沖尚が激戦で沖水を下し４強へ！中商・糸満・名商工も４強へ！

第57回沖縄県高校野球秋季大会十四日目は9月30日（日曜日）、沖縄市野球場
と北谷公園野球場で準々決勝4試合が行われました。

沖縄市野球場で行われた第1試合「糸満vs名護」は、糸満が3-1の逆転で名護を
下しました。 この試合、名護が 2回表2死2塁から仲宗根の右超え適時二塁打で
先制。 対する糸満は 4回裏無死12塁の好機に 玉城が中前適時打を放ち同点に
追いつくと、犠打を絡めてすかさず逆転。 更に6回裏には2死2塁から平仲の左線
適時二塁打で1点を加えました。 投げては先発のエース山城が名護打線を1点に
抑え込みました。 名護は中盤以降も再三走者を貯め、 何度も好機を作りましたが、
糸満守備陣の攻守に阻まれる等、あと一打が出ませんでした。 名護の先発・棚原
は強打の糸満打線を被安打6の8奪三振と好投しましたが、涙を飲みました。

沖縄市野球場の第2試合、名門校同士の対戦となった 「 沖縄尚学vs沖縄水産 」
は、沖縄尚学が激しい打撃戦の末、8-7の僅差で沖縄水産を下しました。 初回に
仲宗根の2ランで2点を先制した沖尚は、その後も仲宗根の満塁走者一層適時三
塁打等で着実に得点を重ね、7回までに7-2と大きく引き離し試合を決定付けたか
に見えました。 ところが粘る沖水は8回表に先頭の上原健が中前安打で出塁し盗
塁や犠打で3塁まで進塁。 そして 2死3塁から比嘉秀に右前適時打が出て 3-7。
更に死球を挟み加藤の右中間適時打が飛び出し4-7、 沖尚先発の左腕・上原亘
をKOしました。 更に沖水は 代わった沖尚エースの東浜をも攻め、 代打の代打 ・
外間が中前適時打を放ち5-7、 そして何と 続く比嘉智が 右線を破る2点適時2塁
打を放ち遂に7-7の同点に追いつきました。この回、沖水は2死から4つの適時打
が飛び出し5点を奪う驚異的な追い上げを見せました。 結局試合は8回裏に沖尚
がスクイズで1点を捥ぎ取り 辛くも8-7で逃げ切りました。敗れたとは言え 下級生
中心のチームで優勝候補・沖尚を追い詰めた沖水の今後が楽しみです。

北谷公園野球場で行われた第1試合 「中部商vs小禄」は、優勝候補の中部商が
新城の本塁打等で得点を重ね、7-2で小禄に快勝しました。
続く第2試合の「名護商工vs沖縄工」は、 名護商工が 同点で迎えた8回表2死2
塁で宮平の左前適時打が飛び出し、5-4でシードの強豪・沖縄工業に 競り勝ちま
した。 沖工は當間の本塁打等長短13安打を放つ猛打を見せましたが、名護商工
の粘りに屈する形となりました。

大会15日目の10月6日（土）は、北谷公園野球場で準決勝2試合が行われます。


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