2007年04月28日

新垣、3暴投。今期すでに11暴投・・・

宜野湾球場


パ・リーグ / ソフトバンク - 西武(4月26日)

◇公式戦◇開始18時00分◇福岡ヤフードーム ◇観衆31928人

【ソフトバンク3勝2敗0分け】

西武 000 010 012 - 4
ソフト 002 210 00x - 5

[勝]柳瀬13試合2勝
[敗]小野寺13試合1敗6S

[本]アダム2号(岸・8回)

◇盗塁 中島(3回) 細川(1回)本多(7回)◇残塁 西8ソ6
◇併殺 西1(黒瀬―中島―カブレラ)柴原=1回、ソ
◇暴投 新垣(4回) 新垣(4回) 新垣(7回)◇与死球 柳瀬(平尾)=9回
◇試合時間 3時間21分 ◇球審 白井 ◇塁審 林、山村、前田

新垣=先発で6イニング1/3。打者26人、球数106、被安打6、奪三振7
     与四死球3、失点2、自責点2、通算防御率1.96


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「暴投王」新垣 今季すでに11
http://www.nishinippon.co.jp/nsp/hawks/20070427/20070427_
005.shtml

悪癖がまたしても命取りとなるところだった。1点リードの7回。新垣が暴投絡みで
逆転を許す。「チームが勝って良かった。負けを消してもらって感謝しています」。
17日の楽天戦でプロ野球タイの1試合4暴投。この日も四球後の連打で追いつか
れた後、代打大島へのカットボールが3つ目の暴投に。三走に逆転のホームを許
し、降板した。今季早くも11暴投。南海時代の61年にスタンカが記録したシーズ
ン12暴投のチーム記録に迫った。「和巳さんが戻ってくるまで、自分たちが頑張ら
ないと」。4本柱の責任感を胸に秘め、「暴投王」の汚名返上と白星量産を誓った。
[2007/04/27付 西日本スポーツ]


ソフトB新垣が3暴投などで3勝目逃す
http://kyusyu.nikkansports.com/baseball/professional/hawks/p-
kh-tp0-20070427-190272.html

<ソフトバンク3-2西武>◇26日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンクの先発新垣が自滅で今季3勝目を逃した。6回まで4安打無失点、7
奪三振と西武打線を抑え込んでいたが、7回。1死から四球と安打で一、二塁の
ピンチを招くと、8番細川には右前へはじき返され同点。さらに代打大島の初球カ
ットボールが暴投となり、勝ち越しを許したところで降板となった。試合は9回サヨ
ナラ勝ちしたが、自身はこの試合3暴投で今季通算11個目。断トツのリーグワー
スト記録で、シーズン20暴投という不名誉な日本記録にまた1歩、近付いた。「(
暴投は)力んだ結果かも知れない。とにかくチームが勝ってよかった。みんなに
感謝です」と反省していた。
[2007/04/27付 日刊スポーツ九州]


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先週、日本タイ記録の1試合4暴投を記録した新垣が、今度は3暴投。これで今
期は既に11暴投。この時期で速くも球団タイ記録12に王手をかけました。ちな
みに日本記録は20だそうです。充分過ぎるくらい、射程圏に入っています。そ
れにしても本当にどうしちゃったんでしょう・・・。今期は今のところ防御率も3位
に入っており、一見安定しているようには見えるのですが。何はともあれ早めに
この異常事態の原因を解明して、白星を重ねていって欲しいもんです。
とりあえず新垣の暴投癖に関して 、稲尾和久氏は次のように解説しています。

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稲尾和久氏「新垣は暴投の原因究明せよ」
http://kyusyu.nikkansports.com/baseball/professional/hawks/p-
kh-tp0-20070427-190276.html


<ソフトバンク3-2西武>◇26日◇福岡ヤフードーム

◆稲尾和久氏

3勝目を逃したソフトバンク新垣は「暴投」の原因を徹底的に究明しなければなら
ない。前回登板の楽天戦(フルキャスト宮城)ではプロ野球タイ記録となる1試合
4暴投の不名誉記録に並んだが、この日も7回にワイルドピッチで勝ち越し点を
献上するなど3暴投。すでに今季は5試合で11暴投だ。昨年は23試合に登板し
て暴投数は10。たった5試合で去年の数字を上回ってしまっただけに「荒れてい
る」では済まされない。特に、勝ち越し点を暴投で与えるというのは投手にとって
は最悪のこと。投手というのはいかに相手打者をホームにかえさないかが大原
則。そんなことは新垣本人も百も承知のはずだから、この荒れ球の修正に徹底
して取り組んでもらいたい。

暴投を除いての投球内容は悪くなかった。それだけに3つの暴投が悔やまれて
ならない。新垣の暴投は右打者の内角高めに大きく抜ける球と外角へのスライ
ダーが引っかかって低めにワンバウンドする2つのパターン。どちらも自分の投
球バランスが崩れている証拠で、体の動き、腕の振り、指先(リリースポイント)
をしっかりブルペンで確認してもらいたい。原因を追究し、修正するのも、遠投
やキャッチボールではなく、しっかりとブルペンで投げ込んで確かめてもらいた
い。投球に関しては本人の感覚でしかつかめないもの。チームは5連勝を飾っ
たとはいえ、エース斉藤和も戦線離脱した。 先発陣の軸として回転するために
は不安要素は早急に取り除かなければならない。   ( 日刊スポーツ評論家 )
[2007/04/27付 日刊スポーツ九州]




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Posted by neogaia at 19:39 │新垣渚






この記事へのコメント
新垣渚の暴投といえば夏の甲子園を思い出しますね!

癖なんでしょうね!頑張って直して本当のエースになって欲しいです。

がんばれ渚!
Posted by simoken at 2007年04月29日 12:19
>simokenさん

はじめまして。コメントありがとうございます。
「暴投」は、新垣の一つの代名詞みたいなものになってますね・・・

でも先ほど気付いたのですが、
それでも現在の防御率は、パ・リーグトップなんですよね(笑

このアンバランスもまた、渚の魅力なのでしょう。
本当に早く一皮向けて、日本球界のエースになって欲しいもんです!

simokenさん、これからもともに新垣渚を応援していきましょう!!
Posted by neogaia at 2007年04月29日 19:16