ネオ・オキスタ

　都市対抗出場29回・日本選手権出場7回を誇る 茨城県日立市の名門・日立製作所には、4人の沖縄関係選手が在籍します。中でもチームのエースを任される比嘉幹貴投手（コザ-国際武道大.5年目）は、 去年はチーム最多の20試合に登板して防御率1.46と堂々の成績を残しました。 そして最も注目されるのが、今年2年目の伊波孝投手（沖水-国際武道大.2年目）。ルーキーだった昨年は東京スポニチ大会で前年都市対抗覇者の東芝を延長11回5安打完封、都市対抗第二代表決定戦でも 住友金属鹿島を相手に先発して チームを3年ぶりの出場へ導き、公式戦ではチーム最多の10試合で先発しました。 その他同チームには、 平成15年夏に甲子園出場を果たした沖縄尚学のバッテリー・広岡聖司投手 （沖縄尚学-近畿大.2年目.兵庫県出身）と与那覇智捕手（沖縄尚学-福岡大-デュプロ.1年目）も在籍します。
　都市対抗出場35回 ・日本選手権出場12回､ そして 都市対抗・日本選手権ともに優勝経験を持つ埼玉県さいたま市の名門・日本通運では、 ベテランの仲村渠努（弥富.11年目）が外野コーチを務め、新垣道太選手（沖縄水産-駒沢大.8年目）が主将を任されています。 同チームには、好守好打の津波古優治選手（興南-国際武道大.5年目）も在籍します。
　都市対抗出場31回・日本選手権出場13回､そして都市対抗・日本選手権ともに準優勝の経験を持つ岐阜県大垣市の名門・西濃運輸では 強肩強打の森根瞬捕手 （沖尚-福岡工大.4年目）が クリーンナップを任されます。 都市対抗出場12回・日本選手権出場4回の茨城県鹿嶋市の強豪・住友金属鹿島では､実力派の外野手・糸数雄樹選手（沖縄水産-富士大.7年目）が不動の中心選手として活躍しています。
　都市対抗出場30回中優勝6回・日本選手権出場21回中優勝2回を誇る神奈川県川崎市の超名門・東芝には迎里幸二捕手（沖縄水産.9年目）と、平成17年春夏に甲子園出場した沖縄尚学のエース前嵩雄基投手（沖縄尚学.4年目）が 在籍します。 都市対抗に12回出場して優勝1回・日本選手権にも6度出場した 九州の名門・福岡県北九州市のＪＲ九州では､ 3年目を迎えた與那嶺祐也投手（.興南.3年目）の成長に注目が集まります。 都市対抗出場7回・日本選手権出場4回の千葉県君津市の市民球団かずさマジックでは、 八重山商工甲子園出場時の4番打者だった羽地達洋選手（八重山商工.3年目）が期待の若手として頑張っており、都市対抗に3度出場し 日本選手権出場もある明治安田生命では サウスポーの平田大地投手（沖縄尚学-立教大.4年目）が活躍します。
　平成17年に創部された新しいチームでありながら 都市対抗出場2回・日本選手権出場1回を果たした熊本県熊本市の熊本ゴールデンラークスでは津波翔太投手（名護-国際武道大.2年目）が、台頭が期待される若手投手の1人として注目されています。 都市対抗出場11回中準優勝1回・日本選手権出場9回中優勝1回の 愛知県東海市の硬式野球クラブ東海ＲＥＸでは、ベテランの大城勝好（沖縄尚学.17年目）が投手コーチとして名門チームの投手陣を支えます。

　都市対抗出場4回・日本選手権出場10回、 そして都市対抗・日本選手権ともに準優勝の経験を持つ熊本県大津町のHonda熊本でも、ベテランの玉城誠（豊見城南.18年目）が投手コーチを務め、平成15年にセンバツ出場した宜野座のエース佐久本匠選手（宜野座.6年目）が内野手として頑張っています。また同チームには今年沖縄出身の新人が多数入部しました。具志川商・亜細亜大で速球派右腕として鳴らした 緑間俊投手（具商-亜細亜大.1年目）と､ 去年センバツ優勝した沖縄尚学の大型左腕･上原亘投手（沖縄尚学.1年目）に 去年夏甲子園4強・浦添商業の上地時正投手（浦添商業.1年目）、そして東京情報大の名遊撃手として鳴らした砂川卓也選手（八重山-東京情報大.2年目.背番号2）らの今後の活躍が楽しみです。
　また 都市対抗出場12回・日本選手権出場6回準優勝1回の強豪 ・東京都港区の東京ガスにも、昨夏甲子園4強の浦添商業のスラッガー・山城一樹捕手（浦添商業.1年目）が入部、ベテランの徳村光晴投手（首里-九州国際大.12年目）とともに 社会人野球界を沸かせて欲しいと思います。都市対抗出場18回・日本選手権出場14回、そして都市対抗・日本選手権ともに準優勝を経験する 大阪府大阪市の名門・大阪ガスには､ 去年のセンバツ優勝チーム沖縄尚学の主砲・仲宗根一晟選手（沖縄尚学.1年目）が入部。早くも一桁の背番号4を貰い、その類稀な打撃センスに期待が集まっています。都市対抗出場29回中優勝2回準優勝1回を誇り、日本選手権にも8回出場した 兵庫県姫路市の超名門・新日本製鐵広畑には､ 嶺井博和捕手（沖縄尚学-城西国際大.1年目）が入部。弟・博希（現沖縄尚学3年.捕手）に勝るとも劣らない捕手センスに注目です。
　また今年は名桜大学からも、2人の選手が本土社会人野球界に飛び込みました。都市対抗出場26回・日本選手権出場12回の 京都府京都市の名門・日本新薬には 仲間貴紀選手（宜野座-名桜大.1年目）が入部。 大学時代に俊足好守好打で鳴らした実力を、社会人野球界でも発揮して欲しいと思います。平成19年に創部された岡山県岡山市の新鋭・シティライト岡山には太田健選手（宜野座-名桜大.1年目）が入部。 同チームには八重山商工・伊志嶺吉盛監督の息子で抜群の打撃センスを持つ伊志嶺孝寛選手（興南-一光.2年目）も在籍。ともに沖縄パワーで大暴れして欲しいと思います。
　その他、 都市対抗出場7回・日本選手権出場3回の北海道札幌市のＪＲ北海道には、 明徳義塾高時代に甲子園を沸かせ 法政大でも活躍した 石垣市出身の松原史典選手（明徳義塾-法政大.1年目）が入部。 小柄ながらもセンスとパワーに満ちたプレーで､北海道の地を熱く沸かせてくれる事でしょう。

　クラブチームでは、 全日本クラブ選手権出場15回中準優勝2回を誇る 岩手県奥州市の強豪クラブ・水沢駒方野球倶楽部に、玉城宏二捕手（読谷-沖国大-大仙-田村コピー.2年目）が在籍します。平成4年センバツで仙台育英と激闘を演じた読谷の4番・エースとして鳴らした男は、縁ある東北の地で白球の浪漫を追い続けます。
　専門学校チームでは 福岡県福岡市の沖データコンピュータ教育学院に、知念正弥投手（中部商業.1年生）･喜屋武盛応投手（豊見城南.1年生）･翁長良徳選手（中部商業-九州総合ｽﾎﾟｰﾂｶﾚｯｼﾞ.1年生）・大城潤選手（島原中央.1年生）といった4人の沖縄出身選手が､入部しました。専門学校ながら強豪の沖データコンピュータ教育学院で、 都市対抗出場・日本選手権出場を目指します。


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県外社会人野球・クラブチーム・専門学校で頑張る沖縄関係選手

▽社会人野球

◇室蘭シャークス（北海道室蘭市）
　野原諒介 （内.85生.179㎝80㎏.右左.沖水-富士大.2年目.背番号3）
　比嘉泰裕 （外.85生.170㎝74㎏.右右.沖水-富士大-ｱｰｸﾊﾞﾘｱﾄﾞﾘｰﾑｸﾗﾌﾞ.2年目.背番25）

◇ＪＲ北海道（北海道札幌市）
　松原　 史典 （内野.86年生.166㎝68㎏.右左.明徳義塾-法政大.1年目.背番号5）

◇住友金属鹿島（茨城県鹿嶋市）
　糸数　 雄樹 （外野.80年生.181㎝78㎏.右右.沖水-富士大.7年目.背番号27）

◇日立製作所（茨城県日立市）
　広岡　 聖司 （投手.85年生.177㎝72㎏.右左.沖尚-近畿大.2年目.背番号12）
　比嘉　 幹貴 （投手.82年生.177㎝77㎏.右右.コザ-国際武道大.5年目.背番号21）
　伊波　　　孝 （投手.85年生.183㎝79㎏.右右.沖水-国際武道大.2年目.背番号22）
　与那覇　 智 （捕手.85年生.168㎝70㎏.右右.沖尚-福岡大-デュプロ.1年目.背番号25）

◇市民球団 かずさマジック（千葉県君津市）
　羽地　 達洋 （内野.88年生.170㎝68㎏.右両.八商工.3年目.背番号7）

◇日本通運（埼玉県さいたま市）
　仲村渠　 努 （外野手コーチ.74年生.173㎝73㎏.右右.弥富.11年目.背番号35）
　新垣　 道太 （外野.79年生.180㎝75㎏.右右.沖水-駒沢大.8年目.背番号28･主将）
　津波古優治 （内野.82年生.163㎝64㎏.右右.興南-国際武道大.5年目.背番号1）

◇東京ガス（東京都港区）
　徳村　 光晴 （投手.74年生.177㎝75㎏.右右.首里-九州国際大.12年目.背番号14）
　山城　 一樹 （捕手.90年生.179㎝78㎏.右右.浦商.1年目.背番号23）

◇明治安田生命（東京都千代田区）
　平田　 大地 （投手.83年生.176㎝76㎏.左左.沖尚-立教大.4年目.背番号16）

◇東芝（神奈川県川崎市）
　前嵩　 雄基 （投手.87年生.177㎝78㎏.右右.沖尚.4年目.背番号16）
　迎里　 幸二 （捕手.83年生.172㎝76㎏.右右.沖水.9年目.背番号26）

◇硬式野球クラブ 東海ＲＥＸ（愛知県東海市）
　大城　 勝好 （投手コーチ.74年生.175㎝80㎏.右左.沖尚.17年目.背番号27）

◇西濃運輸（岐阜県大垣市）
　森根　　　瞬 （捕手.83年生.176㎝78㎏.右右.沖尚-福岡工大.4年目.背番号20）

◇バイタルネット（新潟県新潟市）
　伊敷昇大（投手.82生.177㎝76㎏.右右.那商-東京情報大-NTT北海道.3年目.背番17）

◇日本新薬（京都府京都市）
　仲間　 貴紀 （外野.86年生.168㎝65㎏.右左.宜野座-名桜大.1年目.背番号22）

◇大阪ガス（大阪府大阪市）
　仲宗根一晟 （内野.90年生.174㎝79㎏.右右.沖尚.1年目.背番号4）

◇新日本製鐵広畑（兵庫県姫路市）
　嶺井　 博和 （捕手.86年生.172㎝72㎏.右右.沖尚-城西国際大.1年目.背番号22）

◇シティライト岡山（岡山県岡山市）
　伊志嶺孝寛 （内･外野.84年生.173㎝70㎏.右左.興南-一光.2年目.背番号6）
　太田　　　健 （内野.86年生.170㎝68㎏.右左.宜野座-名桜大.1年目.背番号4）

◇ツネイシホールディングス野球クラブ（広島県福山市）
　与那嶺　 透 （投手.85年生.173㎝78㎏.右右.中商-九産大.2年目.背番号15）
　照屋　 信博 （捕手.85年生.174㎝80㎏.右右.沖水-京都創成大.1年目.背番号25）

◇ＪＲ九州（福岡県北九州市）
　與那嶺祐也 （投手.88年生.173㎝76㎏.右両.興南.3年目.背番号11）

◇熊本ゴールデンラークス（熊本県熊本市）
　津波　 翔太 （投手.85年生.170㎝70㎏.右右.名護-国際武道大.2年目.背番号11）

◇Honda熊本（熊本県菊池郡大津町）
　玉城　　　誠 （投手コーチ.74年生.178㎝80㎏.右右.豊見南.18年目.背番号31）
　緑間　　　俊 （投手.86年生.177㎝71㎏.右左.具商-亜細亜大.1年目.背番号19）
　上原　　　亘 （投手.90年生.184㎝82㎏.左左.沖尚.1年目.背番号16）
　上地　 時正 （投手.91年生.179㎝74㎏.右右.浦商.1年目.背番号21）
　佐久本　 匠 （内野.85年生.171㎝70㎏.右左.宜野座.6年目.背番号9）
　砂川　 卓也 （内野.85年生.171㎝68㎏.右右.八重山-東京情報大.2年目.背番号2）

▽クラブチーム

◇水沢駒方野球倶楽部（岩手県奥州市）
　玉城宏二（捕手.74生.165㎝73㎏.右右.読谷-沖国大-大仙-田村コピー.2年目.背番22）
◇東京好球倶楽部（東京都八王子市）
　金城　 拓也 （投手.85年生.176㎝75㎏.右右.糸満-日体大.2年目.背番号16）
◇浜松ケイ・スポーツBC（静岡県浜松市）
　仲本　 政輝 （投手.87年生.178㎝70㎏.左左.浦工-浜松大.1年目.背番号41）
◇Harad Ball Club 金沢（石川県河北郡津幡町）
　加藤博之（内.78生.184㎝82.右右.金沢学院大-沖縄国際ﾘｿﾞｰﾄｽﾎﾟｰﾂ専門.5年.背29）
◇泉州大阪野球団（大阪府堺市）
　渡名喜裕作 （外野.86年生.163㎝65㎏.右左.中商-大阪法経大.3年目.背番号24）
◇八尾ベースボールクラブ（大阪府八尾市）
　阿部　 俊二 （内野.88年生.172㎝68㎏.右左.沖尚-関西大（在学中）.2年目.背番号5）
◇松山フェニックス（愛媛県松山市）
　米田司 （捕手.82生.183㎝83㎏.右右.大成-SORA沖縄-ｱｸﾊﾞﾘｱﾄﾞﾘｰﾑｸﾗﾌﾞ.2年.背番27）

▽専門学校チーム

◇甲賀健康医療専門学校（滋賀県甲賀市）
　平良　 淳一 （内野.89年生.170㎝65㎏.右右.宮古.2年生.背番号6）
◇沖データコンピュータ教育学院（福岡県福岡市）
　知念　 正弥 （投手.89年生.181㎝80㎏.右右.中商.1年生.背番号16）
　喜屋武盛応 （投手.90年生.172㎝65㎏.右右.豊見南.1年生.背番号23）
　翁長良徳 （内野.87年生.178㎝70㎏.右両.中商-九州総合ｽﾎﾟｰﾂｶﾚｯｼﾞ.1年生.背番号2）
　大城　 潤 （内野.89年生.172㎝68㎏.右左.島原中央.1年生.背番号4）


※ ＪＲ北海道の松原史典選手は高知県の明徳義塾高校卒。
※ 日本通運の仲村渠努コーチは愛知県の弥富高校卒。
※ 沖データコンピュータ教育学院の大城潤選手は長崎県の島原中央高校卒。

※ 日立製作所の広岡聖司投手は沖縄尚学高校卒だが兵庫出身。
※ HaradBallClub金沢の加藤博之選手は沖縄国際ﾘｿﾞｰﾄｽﾎﾟｰﾂ専門学卒だが富山出身。
※ 八尾ベースボールクラブの阿部俊二選手は沖縄尚学高校卒だが大阪出身。
※ 松山フェニックスの米田司捕手はSORA沖縄卒だが大阪出身。


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