2007年11月14日

第34回社会人野球日本選手権 明日開幕


[プロ野球・横浜との練習試合で 先制三塁打を放った、沖電・ 古謝主将。]


沖縄電力、初の社会人野球日本選手権大会に挑む!

第34回社会人野球日本選手権大会が大阪府の京セラドーム大阪で明日開幕します。
大会期間は11月15日から25日までの11日間で、参加32チームにより行われます。

九州地区第3代表として沖縄から初の同大会参加となる沖縄電力は、 大会第四日目
(11月18日.日曜日)の第1試合(AM10:30)、強豪の日本通運(関東)と対戦します。

先週の7日、宜野湾で秋季キャンプ中のプロ野球・横浜ベイスターズとの練習試合で
好ゲームを演じた沖縄電力は全国大会での初勝利に自信を見せ 期待が高まります。


------------------------------------------------------------------------

沖電 横浜と練習試合 2-5で敗れる

15日に京セラドームで開幕する第34回社会人野球日本選手権大会に出場する 沖
縄電力(九州第3代表)が7日、 宜野湾市立野球場で秋季キャンプ中の 横浜ベイス
ターズと練習試合を行い、2-5で敗れた。
沖縄電力は二回表、 先頭の7番小川勝司が四球で出塁し 、8番新垣善直のセーフ
ティー気味のバントで一死二塁。 続く主将・古謝景影が 左中間を深々と破る適時三
塁打で先制した。
二回まで 横浜打線を無安打(1四球)に抑えていた先発・池間裕也は 三回につかま
る。先頭を四球で出し、 2番下窪陽介に三遊間を破る発安打を許し同点。 盗塁と送
球エラーで三塁に進まれ、自身のワイルドピッチで逆転されると、4番古木克明の適
時打で、5番小池正晃の左翼への2点本塁打で計5点を奪われた。
後を受けた4投手は横浜打線に4安打を許しながらも無失点に抑えたが、沖縄電力
は八回に6番具志堅哲の右前打で1点を返すにとどまった。
沖縄電力の日本選手権初戦(1回戦)は 18日の第1試合(午前10時半開始)で 日
本通運(関東)と対戦する。


▽練習試合

11月7日・宜野湾市立野球場

沖縄電力 010 000 010 - 2
横    浜 005 000 00x - 5

(沖)池間、高坂、仲田、糸数、知花 - 古謝、渡慶次
(横)山口、高宮、吉原、岸本、吉川 - 鶴岡、斉藤、黒羽根

本塁打=小池(横)
三塁打=古謝(沖)
二塁打=牧(沖)石川(横)


好機にあと一本出ず 日本選手権へ収穫

横浜の7安打を上回る8安打を放ったものの、9残塁と好機にあと1本が出なかった
沖縄電力。胸を貸してくれたプロを破り勢いをつけて大阪に乗り込みたかったところ
だが、 大城哲也監督は「落胆せず前を向いていく。 微調整すれば(本番で)力を発
揮できる」と、順調に調整ができているせいか表情は明るかった。
「いいものを持っているし楽しみな選手」と 大城監督の期待する先発池間裕也が三
回に突如崩れて5失点。 しかしリードした古謝景影主将は 「力を出し切って打たれ
たわけではない。逆に一、二回の好投は収穫」と心配していない。
逆に古謝が問題視したのは攻撃。 特に、三回表に2番牧雅史の俊足を生かした内
野安打と失策で得た無死二、三塁の好機に 4番狩俣達也、5番松原邦紀が連続で
見逃し三振。「うちは大量点が奪えるチームじゃない。 点が取れるところで取ってい
かないと全国では厳しい」と話し、 「あのチャンスをつぶして流れを悪くした」 と池間
ではなく主軸を責めた。
厳しく反省したものの、 「とても勉強になることばかりだった」(大城監督) と収穫の
方が大きく、古謝も 「勝ちを意識せず、自分たちの野球をすれば結果はついてくる」
と全国初勝利に自信を見せた。(菊池和徳)

[10月8日付 琉球新報朝刊より抜粋]


------------------------------------------------------------------------



同じカテゴリー(沖縄社会人野球)の記事

Posted by neogaia at 01:45 │沖縄社会人野球