ネオ・オキスタ

[宜野湾vs糸満：9回裏に宜野湾･池原が中越えに逆転サヨナラ打を放つ。]


宜野湾、日没直前の9回裏逆転サヨナラで糸満を下す！

第32回沖縄県高等学校1年生中央野球大会が 10日、宜野座球場を含む3球場
で開幕し、初日から熱戦が展開されました。 中でも嘉手納球場で行われた第3試
合「宜野湾vs糸満」は一進一退の好ゲーム。試合は4回表に糸満が4点を先制し、
七回裏には宜野湾が5-5の同点に追い付きました。 そして8回表に糸満が2点を
追加して再び引き離した時点で既に日没間近。 試合は9回を待たずにコールドで
決着するかに見えました。 ところが 何とか最終回までもつれ込み、 迎えた9回裏
の宜野湾は、 この回先頭の6番・田仲が左中間二塁打で出塁した後、野選・犠打
で作った1死23塁の好機に、9番・池原一貴が中越えに逆転の2点適時打を放ち
熱闘に決着を付けました。試合終了時刻が日没とほぼ同時刻。あまりにも劇的に
両者の明暗は分かれました。

糸　 満 000 401 020　 - 7
宜野湾 000 021 212x - 8

（糸）島尻、喜屋武、島尻 - 当真
（宜）島袋 - 比嘉

宜野座球場で行われた第1試合 「石川vs本部」は、 僅差のゲームを石川が3-2
で制しました。同球場の第2試合「沖縄尚学vs名護」は、 沖縄尚学が名護に5-0
の完封勝ちを収めました。

具志川球場で行われた第1試合 「前原vs小禄」 では、 前原が小禄に8-1の7回
コールドで快勝しました。同球場の第2試合「浦添商vs八重山商工」は、初回に2
点を先制した浦添商がその後も小刻みに得点を重ね、9-1の7回コールドで強豪
同士の対戦を制しました。八重山商工は、７回に宮良の右中間本塁打で1点を返
すのが精一杯で、浦商・新垣大成投手に3安打に封じ込まれました。 第3試合の
「中部商vs南風原」では、 中部商が11安打の猛攻で 南風原に13-0の5回コー
ルドで圧勝しました。

嘉手納球場で行われた第1試合「沖縄水産vs北谷」は、 沖縄水産が北谷に8-0
の7回コールドで大勝しました。 同球場の第2試合「宮古vs首里」は、初回に4点
を先制した宮古がその後も得点を加え、 8-6で首里を下しました。 首里は5回裏
に2点差に迫り最終回にも4点差を2点縮める粘りを見せましたが、1歩及びませ
んでした。

大会2日目の12日は、 宜野座球場と嘉手納球場の2球場で 準々決勝4試合が
行われます。


------------------------------------------------------------------------