ネオ・オキスタ

おはようがざいます。
　
＾。＾）　　今日決勝　再試合ですね。

↑　の伊波君の写真　いいですよね　！

いつも　ピンチの時に　見かける姿ですね。もう、　どちらが　甲子園に

行ってもいいぐらいです。両校とも　頑張って　（＾・＾*）ですね　！

今日の決勝楽しみですね。
どちらが勝ってもきっといい試合になるでしょう。

ところで
両校の監督のプロフィールもきになるところ。。。

沖縄の高校野球の監督のプロフィール（戦歴）等情報は
ないでしょうか？
それによって各高校の見方も変わるでしょうね?

＞toma*さん

こんにちは。返信遅れて申し訳ありません。

伊波君は、今大会最も印象に残った投手でしたね。
今夏は残念な結果に終わりましたが、
来春のセンバツでは、是非投げて欲しいです。

優勝した興南は素晴らしいチームです。
甲子園での活躍は、大いに期待出来ると思います。

息子さんも新チームで、新人大会に向け頑張っていると思います。
これからの活躍を、楽しみにしています！



＞リバーサイドさん

お久しぶりです。
返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

決勝再試合は、仰る通り素晴らしい試合になりました。
本当に最高の大会になりました。

ところで両校の監督のプロフィールですが、
興南・我喜屋監督に関しては、優勝後に各マスコミで多く紹介されましたので
今更語る必要はないのかも知れませんが、とりあえず・・・


今年4月に興南の監督になり、就任わずか3ヶ月ちょっとで甲子園出場を
成し遂げた我喜屋優氏は、同校のOBで今年57歳。

高校時代は、興南の4番で中堅手、そして主将として
昭和43年の第50回全国高校野球選手権大会に出場。
そして当時の沖縄勢としては初の4強まで進みました。
いわゆる「興南旋風」の立役者で、復帰前の沖縄の人々を沸かせました。

高校卒業後は北海道の社会人野球の名門・大昭和製紙北海道へ進み、
選手として同チームを都市対抗野球優勝に導き、また引退後は監督として、
同チームを4度も都市対抗野球に出場させています。
言わずと知れたアマ球界の大物で、興南野球部OB中で最高の人物です。

駒大苫小牧・香田監督の師匠的存在としても有名で、
興南監督就任時には、香田監督からノックバットを贈られています。

今大会は、我喜屋氏が高校野球監督として初めて采配を揮う大きな
公式戦として注目されましたが、見事に優勝という結果を残しました。

私は18日の決勝再試合後、たまたま我喜屋監督と同席して話をさせて
頂くという幸運に巡り合いましたが、この方は本当に「人格者」です。
素晴らしいオーラが出ておりました。

一方、浦添商の神谷喜宗監督は、27年間の長きに渡り沖縄高校野球界を
引っ張ってきた名指導者で、今年52歳。
神谷氏の沖縄球界への貢献度は計り知れないものがあります。

琉球大で名手として活躍した同氏は、大学卒業後、宮崎県の都城東高校
の監督に就任。そして1981年に八重山高校の監督に就任。
当時まだ20代の闘志溢れる青年監督であった神谷氏は、選手の練習用
ユニフォームの背中に「甲子園」の文字を書かせ、離島の子供達に
夢の舞台を強く意識付けさせ、激しい練習を行いました。
結果、野球過疎地だった当時の八重山地区の高校野球レベルが飛躍的に
向上。未だに八重山高校野球界の最大の功労者と呼ばれています。
八重山監督就任時は、7年間で夏3回・秋2回・春1回と計6回の県ベスト8
を成し遂げ、また同校監督を離れた1988年には、教え子達が八重山勢初
の夏決勝進出を果たしました。

同年から1994年までは前原高校の監督に就任。同校監督時代には、
八重山時代に成し得なかったベスト4進出を2度達成しています。

そして神谷野球が大きく花開いたのは、1995年に中部商の監督に就任して
からです。同氏は、それまで弱小校だった同校野球部を強化して、沖縄有数
の強豪校へと育て上げました。
中部商監督時代の主な成績は、優勝2回（秋1.春1）、準優勝2回（夏1.秋
1）、4強4回（夏1.秋1.春2）で、九州大会にも3度出場しています。

まだ同校監督時に「海邦リーグ」を興したのも有名で、春の時期に県外の
高校野球チームを招待、交流戦を行う事で沖縄高校野球のレベルアップ
を図りました。

2002年には現在の浦添商に移動、2004年夏から同校監督として采配を
揮っています。
浦添商では監督就任3年ちょっとで、優勝1回（春1）、準優勝3回（夏2、秋
1）、4強1回（夏1）、そして九州大会に2度出場という恐るべき好成績を
残しています。

同監督は非常に研究熱心で、絶えず野球技術の向上に努力する理論家と
しても知られています。

また長年に渡って築いてきた人脈も素晴らしく、県外高校野球人との交流も
深いものがあります。有名なのは横浜の渡辺監督・小倉部長や福井商・
北野監督らとの交流で、浦商と横浜は毎年8月に交流試合を行っています。
県外大学野球人との関わりも深く、亜細亜大・生田監督や東京情報大・小嶋
氏、朝日大・林監督らとの交流は知られています。

ただ未だに甲子園出場を果たせておらず、高野連関係者の間でも「悲運の
名将」と呼ばれています。
しかし同氏の情熱は未だ衰えを知らず、事実、同氏の野球は年々進化して
います。いつの日か、神谷野球は間違いなく大輪の花を咲かせるでしょう。


長くなりましたが、以上がこの夏決勝進出を果たした両校監督の
主なプロフィールです。

私は、我喜屋氏が興南監督に就任した事は、
沖縄高校野球界において非常に大きな幸運だと思っています。
同氏は、近い将来の沖縄勢夏全国制覇をリアルに期待させてくれる程の
人物です。
これからの沖縄高校野球界は、まさしく我喜屋・興南を中心に展開されて
いくと思われます。

また浦添商・神谷監督は、決勝再試合終了後に、我喜屋監督に対して
「今後、私に野球を教えて下さい」と深く頭を下げておられました。
研究熱心で、あの謙虚さが備わった神谷監督は、これからもっともっと
伸びていく指導者だと思います。

このように、興南・我喜屋監督の存在が、これからの沖縄高校野球界を
大きく発展させていくようで、今後が本当に楽しみです。

neogaia さん
いつもこのブログを楽しみに拝見しております。

両校の監督のプロフィール、詳細
よくわかりました。どうもありがとうございました。

今後の活躍を期待したいところです。

また機会があれば、また別の高校の監督
（隠れた名将などがあれば？）のプロフィール（トピック）
を取り上げてくれたらと思います。

またおじゃまします。

＞リバーサイドさん

こんばんは。
こちらこそ、いつもありがとうございます。

私もまだまだ、そんなに知っている訳ではありませんが、
沖縄には優秀な監督さんが大勢いらっしゃいます。

全国大会等で輝かしい実績をお持ちの方もおれば、
長年沖縄球界で実績を残してきた方もいますし、
そして実績が無くとも意欲に満ちた指導者が多くいます。

それぞれの監督さんが、それぞれに創意工夫をこらし、
またお互いに切磋琢磨しつつ知識や情報の交換を行いながら、
離島県である沖縄の高校野球の発展に尽力なさっています。

野球に関しては、ここ数年で全国的にも、
技量・理論の向上は凄まじいものがあります。
特に高校野球においては、それが顕著です。
沖縄高校野球がその流れに取り残される事なく、
全国に通用するレベルを維持しているのは、
指導者の皆様のたゆまぬ努力があるからだと思います。

ただ豊見城時代から現在の群雄割拠時代の流れにおいて、
沖縄は高校野球における低レベル地域を脱却して、
ようやく中堅レベルの県に落ち着いたところだと思います。
地理的にハンディのある沖縄がその殻を破るには、
今の全国追従から一歩進んだ独自性の追求が必要だと思います。
かつて栽監督がそうやって一つの殻を破ったように。
もちろん各々の指導者の方も、それはわかっていると思います。

いつの日か、沖縄から絶えず全国制覇を狙えるチームが
出現する事を期待して止みません。

リバーサイドさんが仰るように、
今後機会があれば、沖縄の他の名将を取り上げたいと思います。
今後とも宜しくお願いもうしあげます。