2010年04月09日

大嶺がプロ入り初の二桁奪三振!完封で今期初勝利!

千葉ロッテマリーンズ・大嶺祐太投手・画像
 [画像提供:くわのみさん。]


▽パシフィック・リーグ公式戦

ソフトバンク‐ロッテ 2回戦 (1勝1敗、ヤフードーム、18:01、23404人)

2010年4月7日(水)

ロッテ     120 000 200 - 5
ソフトバンク 000 000 000 - 0

(ロ)大嶺-里崎
(ソ)巽、神内、甲藤、水田-山崎、田上

【勝】 大嶺 2試合 1勝 0敗 0S
【負】 巽   2試合 0勝 2敗 0S

大嶺 /9回・打者32人、119球、被安打4、奪三振10、与四球2、自責点0、失点0、防御率2.77


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 大嶺完封!ロッテがリーグ10勝一番乗り

 <ロッテ8-2ソフトバンク><ソフトバンク0-5ロッテ>◇7日◇ヤフードーム
 ロッテが日本一となった05年以来のリーグ10勝一番乗りだ。大嶺祐太投手(21)が散発4安打、自身初の2ケタ10奪三振に抑え、今季初勝利を昨年5月13日のソフトバンク戦(北九州)以来となる2度目の完封勝利で飾った。新生西村ロッテが貯金7と開幕ダッシュに成功した。
 ロッテ大嶺が、昨年5月13日以来2度目の完封をやってのけた。4安打、自己最多の10奪三振と好投。「最後まで腕を振り切れた。(6人の)先発陣で自分だけ勝てていなかったのでホッとした」と素直に喜んだ。里崎が低めに構えるミットに直球、チェンジアップが面白いように吸い込まれた。3回1死二塁から、本多とオーティズを直球で連続三振。7回のピンチも連続三振で切り抜け、最後は松中をチェンジアップで三振に仕留めた。
 3月31日の楽天戦(千葉マリン)では強風の影響もあり、決め球が高めに浮いて5回途中4失点降板。試合後、西本投手コーチから「次こんな投球だったらチャンスはないぞ。下で投げたがっている選手はいっぱいいるんだから」とハッパをかけられた。
 危機感を持って調整した5日のブルペンではいつもより約30球多い99球を投げ込み、軸足がぶれないよう意識した。今年から、直球のスピードを伸ばすためセットからワインドアップに変更し、キャンプ中はチームトップの合計2366球を投げ込んだ。この日の背水のマウンドで、努力が結実した。
 今年から背番号11を背負う。「同じ数だけ勝てるように」という思いが込められている。有言実行への足掛かりになる価値ある1勝で、チームも05年に日本一になった時以来のリーグ10勝一番乗り。盤石の試合で首位をキープした。【鳥谷越直子】

[ 2010年04月08日 / nikkansports.comより ]


http://www.nikkansports.com/
baseball/news/p-bb-tp0-20100408-615491.html



 大嶺10K完封!ロッテ10勝1番乗り

 【ロッテ5-0ソフトバンク】縦に割れるカーブを交えることで、ロッテ・大嶺の投球の幅は大きく広がった。直球の最速は144キロ止まりでも120キロ台後半のチェンジアップとスライダーに加え、110キロ前後のカーブが加わったことで打者の目線をずらすことができるようになったのだ。
 「カーブでもカウントを整えることができたし、打ち取ることもできたのは良かったと思う。どの球種も狙ったコースに投げられたし勝負どころで低めにいった」
 2回、多村と長谷川はカーブで2ストライク1ボールと追い込んで三振。自己最多10奪三振中、4つがカーブを挟んでのもの。3回の山崎を遊ゴロに仕留めたのもカーブだった。昨季までほとんど使っていなかった新たな武器。この試合では9球を要所で織り交ぜて4安打に封じ、今季初勝利を昨年5月13日のソフトバンク戦(北九州)以来2度目の完封で飾った。
 3月31日の楽天戦(千葉マリン)は勝負球が甘く入り4回0/3で降板。その反省から5日のブルペンではキャッチボールのような緩い球をゆったりしたフォームで投げる練習を繰り返し、軸となる右足のブレを修正した。9回、最後の打者・松中をワンバウンドのチェンジアップで仕留めたように、力ではなく低めへの制球を意識。昨季5試合に先発して3勝0敗、防御率2・80と相性抜群の相手を再び封じ込めた。
 チームを日本一となった05年以来となる10勝一番乗りに導く快投に「これぐらいのものは出してくれると思っている」と西村監督。先発陣6人中、ただ1人白星がなかった大嶺は「ホッとしている。やっと波に乗っていける」。4年目右腕の成長が、チームの勢いを加速させる。

 ≪井口二塁打3本≫ロッテの井口が2回の2点二塁打を含む3打席連続二塁打で、打線を引っ張った。9回は右飛に倒れ、自身も03年に記録した1試合4二塁打のプロ野球タイ記録はならなかったものの「いい形で打てている。徐々に調子は上がってきています」。日米通算1500本安打にもあと2本と迫り、「早く決めたいですね」と口も滑らかだった。

[ 2010年04月08日 / Suponichi Annexより ]


http://www.sponichi.co.jp/
baseball/news/2010/04/08/18.html



 大嶺完封で今季初勝利…ロッテ10勝一番乗り

 ◆ソフトバンク0―5ロッテ(7日・福岡ヤフードーム) ちぎれるのでは…と思うくらい大嶺は腕を振った。9回2死。松中を空振り三振に仕留め、今季初勝利をプロ2度目の完封で飾った。被安打4で奪った三振は自己最多の10個。「(先発陣で)自分だけ勝ててなかったから、1勝できてほっとしています」
 序盤から直球、変化球ともに低めに集め、テンポよく打ち取った。「1つ1つアウトを取ることを心がけた」。圧巻は7回。先頭の小久保に左前に運ばれたが、松中を低めのチェンジアップで空振り三振。多村に左前打を許し1死一、二塁となったが、長谷川、松田を連続三振に切り捨てた。
 「自分で招いたピンチだったので気合が入った。前回は追い込んでから甘く入って打たれたけど、今回は勝負どころで低めに決まりました」。4回4失点KOされた3月31日の楽天戦(千葉)。ビデオを見せ、反省を促したという西本投手兼バッテリーチーフコーチは「力、力じゃなく低めを意識したのが良かった」とうなずいた。
 オープン戦から味方の攻撃中、西本コーチの隣で“配球当て”を続けている。「ガムシャラに投げるだけじゃダメ。里崎さんのリードの意図を頭に入れて投げるようにしたかった」。これでソフトバンク戦は通算4勝0敗。「次のホークス戦も勝ってチームに貢献したい」と“鷹キラー”を襲名した。
 日本一に輝いた05年以来の10勝一番乗りにも西村監督は「うれしいですが、1戦1戦気を引き締めていきたい」といたって冷静。8日のソフトバンク戦には、54年ぶりの「開幕5カード連続勝ち越し」がかかる。

[ 2010年04月08日 / スポーツ報知より ]


http://hochi.yomiuri.co.jp/
baseball/npb/news/20100408-OHT1T00054.htm



 ロッテ10勝一番乗り!大嶺10K初完封

 (パ・リーグ、ソフトバンク0-5ロッテ、2回戦、1勝1敗、7日、ヤフードーム)目つきが違う。顔つきが違う。いつもとは違う大嶺がマウンドにいた。直球とチェンジアップで三振の山を築く。被安打は4、自身初の2けた10三振を奪い、今季初勝利を鮮烈な完封劇で飾った。チームは12球団で10勝一番乗りだ。
 「自分だけ勝っていなかったのでほっとしている」。ここまで6人の先発陣で唯一白星なし。西本投手兼バッテリーチーフコーチも「(試合前の)ブルペンから違った。集中しているのを感じた」と振り返った。
 4年目の今季、ゆったりとしたワインドアップモーションに取り組んでいる。それ以上に変わったのは“攻めの心”だった。大嶺の変身で10勝一番乗りの西村監督も「うれしいね」と笑顔。「いつも通り一戦一戦。つまらないといわれるかもしれませんが」と気を引き締めた。

[ 2009年04月08日 / SANSPO.COMより ]


http://www.sanspo.com/
baseball/news/100408/gsi1004080503000-n1.htm



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[大嶺祐太公式ブログ]
http://ohmine.heroes.ne.jp/blog

[マリーンズオフィシャルサイト]
http://www.marines.co.jp/sche/ishigaki.html


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Posted by neogaia at 00:05 │大嶺祐太