2010年03月23日
大城基志投手が新人賞&優秀選手(JABA東京スポニチ大会)
[名桜大時代の大城基志投手/ 写真は去年11月15日のRBC杯決勝より]
大城基志投手(新日本石油ENEOS)が新人賞と優秀選手賞を受賞!
3月19日から4日間の日程で行われた 社会人野球の第65回JABA東京スポニチ大会で、名桜大学出身で 新日本石油ENEOS(神奈川)のルーキー 大城基志投手(宜野座高‐名桜大)が新人賞と優秀選手を受賞しました。
予選リーグの明治安田生命戦で先発して 2安打完封(7回コールド)と上々のデビューを飾った大城投手は、 準決勝の西濃運輸戦でも中継ぎで登板して4回1/3を完璧に抑え、 今大会で計11回1/3を無失点に抑える活躍を演じました。 スーパーサウスポーとして、 沖縄大学野球界のスター投手だった大城投手。 キレの良い直球と魔球・宜野座カーブを武器に、持ち前の安定感で 中央の社会人野球界でも大きく花開いて欲しいと願います。 なお大会は富士重工(群馬)が決勝で新日本石油ENEOSを4‐1下し、初優勝しました。
また同大会の準決勝では、JR九州の興南高出身4年目・与那嶺祐也投手が先発。チームは惜しくも1‐2で敗れ3年ぶりの優勝はなりませんでしたが、4回2/3を投げて1失点と好投 を演じました。
財団法人日本野球連盟(JABA)HP
http://www.jaba.or.jp/
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2010年02月28日
2009年11月23日
明治神宮大会、立正大の上地俊樹遊撃手(浦商卒)が活躍!
[立正大の遊撃手として活躍した上地俊樹選手。※ 写真は浦添商時代]
立正大初出場V
神宮野球・大学 上地フル出場
明治神宮野球大会最終日は20日、神宮球場で大学の部の決勝を行い、立正大(東都)が上武大(関東1)に2-0で勝って初出場優勝を果たした。東都勢は4年連続の優勝となった。
上地俊樹(浦添商卒)も8番遊撃でフル出場を果たし、3打数1安打だった。 今大会で上地は全3試合に出場、計2本安打を放った。金城圭佑(沖尚卒)の出場はなかった。
立正大は、一回に荒木の2試合連続の本塁打で先制し、三回に1点を追加した。小石ー菅井の継投で、4度目出場で初の決勝に臨んだ上武大を4安打に抑えて逃げ切った。
大舞台を経験
上地俊樹の話 先発に選ばれて最初はびっくりしたが、先輩たちも絶対勝つという気持ちだったので 自分も活躍したいと思って自信をもってやった。 1年生で大舞台を経験できて さらに優勝できてうれしい。
[2009年11月21日/琉球新報より]
明治神宮野球大会・公式HP
http://www.student-baseball.or.jp/game/jingu/index.html
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2009年09月05日
比嘉幹貴投手(日立製作所)が日本代表としてW杯へ
比嘉(日立)はW杯へ 欧州開催
全日本アマチュア野球連盟は1日までに、今月に欧州各地で開催される第38回ワールドカップ(W杯)の日本代表24人を選出した。
全員が社会人で、投手は昨年の日本選手権で最高殊勲選手に選ばれた大谷智久(トヨタ自動車)、 比嘉幹貴(コザ高ー国際武道大ー日立製作所)ら10人、 野手は長野久義(ホンダ)、清田育宏(NTT東日本)ら14人。
日本が入った1次リーグD組はロシアの出場辞退に伴い、開催地がロシアからクロアチアのザグレブに変更となった。 日本は10日に英国、11日にクロアチア、12日にニカラグアと対戦する。
[2009年9月2日付/沖縄タイムスより抜粋]
第38回IBAFワールドカップ 日本代表メンバー
http://www.jaba.or.jp/ama/38_ibafw/mem.pdf
財団法人日本野球連盟(JABA) オフィシャル
http://www.jaba.or.jp/
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2009年06月10日
宮平卓(九共大1年)が大活躍 全日本大学野球選手権大会
九共大ルーキー宮平卓(浦添商卒)が4打数3安打4打点!
6月9日から第58回全日本大学野球選手権大会(5日間、神宮球場・東京ド-ム)が開幕、二日目の10日は2回戦4試合と1回戦3試合が行われました。
このうち東京ドームで行われた1回戦「九州共立大vs国際武道大」では、九州共立大が打撃戦の末に逆転で国際武道大を下し2回戦へ駒を進めました。この試合で九共大のルーキー宮平卓外野手(1年、浦添商)は、4打数3安打4打点の大活躍。 安打数・打点ともにチームトップで、 特に打点はチーム打点8のうち半分を叩き出す圧巻の内容でした。 期待の山内晴貴投手(4年、沖縄水産)は先発するも、大会前から訴えていた右わき腹痛を再発させ2回途中2失点で降板となりました。 なお 国際武道大の喜屋武秀人外野手(4年、嘉手納)もこの日2番打者としてスタメン出場、6打数3安打1打点と活躍しチーム最多安打を放ちました。
神宮球場で行われた2回戦「日本文理大vs九州国際大」は、 日本文理大が終盤の8回に逆転すると この回9点を挙げる怒涛の攻めで、8回コールドで九州国際大を下しました。 この試合で日本文理大の新崎慎弥遊撃手(2年、興南)も、 3打数1安打1打点と活躍して チームの大逆転コールド劇に貢献しました。
期待された伊志嶺翔大選手擁する東海大は、 2回戦で東海大海洋学に 1-3で敗れました。
第58回全日本大学野球選手権トーナメント表
http://www.jubf.net/alljapan/alljapan2009_tournament.html
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2009年06月06日
伊志嶺翔大、東浜巨が大学全日本候補に選ばれる
[日本代表候補に選ばれた東海大・伊志嶺翔大 / 写真はオープン戦より]
東浜、伊志嶺ら候補 来月日米大学野球
全日本大学野球連盟は4日、 7月に日本で開催される日米大学選手権の日本代表候補42人を発表し、 投手では 一昨年に続く2大会連続出場が懸かる 早大の3年生エース斎藤佑樹や、東都大学リーグでデビュー戦から3試合連続完封勝利を挙げるなどベストナインに選ばれた亜大の1年生右腕、東浜巨(沖尚高卒)や東海大の外野手、伊志嶺翔大(同)が名を連ねた。
代表候補は、9日に始まる全日本大学選手権で活躍した選手を8人ほど追加。20日から神奈川県の平塚球場で選考合宿を行い、最終メンバー22人が決まる。
[2009年6月5日付/琉球新報朝刊より]
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2009年05月29日
山内晴貴投手(九州共立大学)
来る6月9日から 第58回全日本大学野球選手権大会(5日間、神宮球場・東京ド-ム)が開催されます。 九州地区大学野球で期待された名桜大学や東浜巨投手(1年、沖縄尚学)で話題を呼んだ亜細亜大学は出場権を逃しましたが、出場を決めた各大学でも多くの沖縄県出身プレイヤーが活躍しています。
全日本出場を決めた主な県出身選手には、 山内晴貴(九州共立大4年、投手、沖縄水産)、宮平卓(九州共立大1年、外野手、浦添商業)、伊志嶺翔大(東海大3年、外野手、沖縄尚学)、荻堂大輔(東北福祉大3年、外野手、沖縄尚学)、 松島辰成(日本文理大2年、外野手、沖縄尚学)、 新崎慎弥(日本文理大2年、内野手、興南)、 喜屋武秀人(国際武道大4年、外野手、嘉手納)らが挙げられますが、その中でも今年の有力なドラフト候補として話題を集める九州共立大の左腕エース・山内晴貴投手に注目してみたいと思います。
沖水時代から本格派のサウスポーとして鳴らし、 2004年には県高校野球秋季大会を制した山内投手。 九共大に進学後も下級生の頃から頭角を現し、 2年春の福岡六大学リーグではノーヒットノーランを達成するなど 九州の大学野球界でも名の知れた存在となりました。その山内投手も今年で大学野球最後の年を迎え、 今ではプロの注目を集める投手にまで成長しました。MAX144キロの切れの良いストレートに高校時代から定評のあったスライダー・カーブは更に進化を遂げ、 4月18日に行われた福岡六大学野球春季リーグ・九工大戦では自身2度目のノーヒットノーランも達成。 そして今春は5勝を挙げて チームのリーグ優勝に大き く貢献、最優秀選手賞にも輝きました。
名将・栽弘義監督の教え子としては最後の大物とも言われる山内投手。闘将の魂を受け継ぐ男として、来る全日本大学野球選手権大会ではその力を思いっきり発揮して全国にその名を轟かせて欲しいと願います。チバリヨー!山内晴貴投手!!
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2009年05月28日
東浜はベストナイン&新人賞、優勝は東洋大 / 東都春季リーグ
[優勝を逃すも東浜はベストナインと新人賞受賞 / 写真はオープン戦より]
東洋大の優勝で春の東都リーグ全日程を終了 東浜はベストナインと新人賞
5月27日、平成21年度東都大学野球の春季1部リーグ戦最終週・東洋大学と亜細亜大学との2回戦が神宮球場で行われ、 東洋大が亜細亜大を下して勝ち点を挙げ、5季連続14度目の優勝を果たしました。 5連覇は戦後初で1939年専修大以来、リーグ史上2度目となりました。
1回裏の東洋大学は、 先頭の小島が四球で出塁すると 1死から坂井の適時三塁打で1点を先制。更に林崎の適時打も出て、 この回2点を挙げました。 一方の亜細亜大は5回表に併殺崩れと加嶋の安打の後にブルーノが適時打を放ち1点を返すと、6回表には1死から下館の安打と小野の犠打の後に 石井が適時打を放ち同点としました。 ところが東洋大は7回裏に雑賀が本塁打を放ち1点を追加、 結局これが決勝点となり、 試合は3-2で東洋大が亜細亜大を振り切りました。 東洋大の優勝で、 平成21年度の東都大学野球春季リーグ戦は全日程を終了ました。 なお 最高殊勲選手と最優秀投手には東洋大の鹿沼圭佑投手(3年、桐生一)が輝き、首位打者は同じく東洋大の小島脩平内野手(4年、桐生一)が獲得しました。新人賞は亜細亜大・東浜巨投手(1年、沖縄尚学)が受賞しました。 東洋大は、6月9日から開催される全日本大学選手権(神宮、東京ドーム)に 東都の代表として出場します。
前日に負け投手となった東浜投手はこの日、8回から4人目で登板して無失点で切り抜け最終回の反撃に望みを託しましたが、 東洋大学の内山投手に追撃を断たれて 無念の涙を飲みました。 しかし今春鮮烈な3試合連続の完封デビューを果たした東浜投手は、今リーグで6試合に登板して4勝を挙げ防御率は0.82、 見事最多勝と防御率1位の成績を残してベストナインに選ばれました。センバツ優勝投手の肩書きも然ることながら、1年生にして早くもエース格の働きを見せたこともあり、 今春の東都リーグは東浜投手の話題で持ち切りになりました。 しかし華やかな活躍と同時に、 大学野球の厳しい壁にもぶち当たりました。 先日の優勝が掛かった大事な試合で東洋大打線に打ち込まれた事は本人にとっても非常に辛い体験だったでしょうし、 悔しさもひとしおでしょう。 ただ、東浜投手にとっての大学野球はまだ始まったばかり。今回の経験は彼を更に成長させるでしょうし、 今後も様々な体験が彼を大きくしていくでしょう。東浜投手は素晴らしい指導者や先輩方にも恵まれて、 本当に最高の環境で大学野球のスタートを切る事が出来たと思います。 この先も感謝と謙虚さを忘れずに精進して、 亜細亜大野球部の歴史に大きな足跡を残す投手に育ってくれる事を期待します。 そして焦らず着実に実力を磨いて、今後は日本球界を代表するような名投手への道を歩む事を心から願っています。
なお東浜投手の高校時代のチームメイトで 沖尚選抜優勝時の主将だった西銘生悟選手も今春の東都リーグで活躍、中央大のレギュラーとしての地位を不動のものにしました。1年生ながら左右打席からの本塁打を放つなど、新人とは思えない突出した働きを見せ、最終的には戦国・東都リーグの打撃10傑入りを決めました(2割6分5厘で10位)。東浜は勿論、西銘ら沖縄の若者達が、中央の舞台で今後どんな成長曲線を描いて行くのか非常に楽しみです。
▽ 平成21年度東都大学野球春季1部リーグ・表彰選手
最高殊勲選手 : 鹿沼圭佑(東洋大・3年)
最 優 秀 投手 : 鹿沼圭佑(東洋大・3年)
首 位 打 者 : 小島脩平(東洋大・4年)
新 人 賞 : 東浜 巨(亜細亜大・1年)
▽ 平成21年度東都大学野球春季1部リーグ・ベストナイン
([]内数字は受賞回数)
投 手 東浜 巨 (亜 細 亜) [初]
捕 手 佐藤 貴穂 (東 洋) [初]
一 塁 手 中田 亮二 (亜 細 亜) [ 4]
二 塁 手 林崎 遼 (東 洋) [初]
三 塁 手 美馬 健太 (中 央) [初]
遊 撃 手 篠塚 宜政 (青山 学院) [初]
外 野 手 中原 恵司 (亜 細 亜) [ 3]
加嶋健志郎 (亜 細 亜) [初]
坂井 貴文 (東 洋) [ 3]
指名 打者 加守田隆介 (青山 学院) [ 2]
▽ 平成21年度東都大学野球春季1部リーグ・投手成績
順位 選手名 大学 試合 完投 勝 敗 勝率 回数 安打 与四死 奪三 自責 防御
1 東浜 亜大 6 4 4 1 0.800 44 26 13 33 4 0.82
▽ 平成21年度東都大学野球春季1部リーグ・打撃成績
順位 選手名 大学 試合 打席 打数 安打 本塁 打点 盗塁 四死球 三振 打率
10 西銘 中央大 12 54 49 13 2 5 4 3 9 .265
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2009年05月27日
東浜、大学公式戦初の黒星を喫す・・・
[東浜投手は東洋大に公式戦初の敗戦を喫した / 写真はオープン戦より]
東浜、デビュー以来の連続完投勝利がストップ・・・東洋大に王手を許す
5月26日に神宮球場で行われた平成21年度東都大学野球の春季1部リーグ戦最終週、 東洋大学と亜細亜大学との1回戦で、 亜細亜大学のルーキー東浜巨投手(1年.沖縄尚学)が公式戦5度目の先発マウンドに立ちましたが、初の黒星を喫しました。
1回表の東洋大学は、 先頭の小島が三塁打で出塁すると瀧本の犠飛で1点を先制。更に続く坂井の安打と死球の後に鈴木が適時打、 この回2点を挙げました。 東洋大は3回表にも小島の四球と犠打等で2死3塁とした後、 林崎の適時打で1点を追加し3-0としました。 一方の亜細亜大は3回裏に小野の本塁打で1点を返し、8回裏にはブルーノの二塁打と犠打で1死3塁とした後に小野の犠飛で1点差まで追い上げましたが反撃もここまで。 試合は3-2で東洋大が逃げ切り、5連覇に王手を掛けました。
この日の東浜は制球に精彩を欠き、 立ち上がりに3安打1四球で2点を失った後も 毎回の安打を浴びました。 それでも粘りの投球を演じましたが、 結局6回を投げ被安打9の奪三振2・与四死球4という内容で初の負け投手となり、デビュー以来続いた完投もストップしました。
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2009年05月13日
東浜巨、初失点を喫するも4試合連続の完投勝利!!
[4試合連続の完投勝利を収めた東浜巨投手 / 写真はオープン戦より]
東浜巨投手、立正大に初失点を許すもデビュー以来4試合連続の完投勝利!
5月12日に神宮球場で行われた 平成21年度東都大学野球の春季1部リーグ戦、亜細亜大学と立正大学との1回戦で、 亜細亜大学のルーキー東浜巨投手(1年.沖縄尚学)が中三日で公式戦4度目の先発マウンドに立ち公式戦初の失点を許しましたが、デビュー以来4試合連続の完投勝利を果たしました。
4回表の亜細亜大は、 安打で出塁した中田を一塁に置き中原の2点本塁打で先制。 対する立正大学は5回裏に沖縄尚学時代の同級生・金城圭右が死球で出塁すると、犠打等で2死2塁となったところで椎名の適時打で1点を返しました。 これで亜細亜大・東浜は デビュー以来33イニング目に初失点を喫した事になりましたが、 7回表の亜大は石井が安打で出塁すると犠打を挟み中田が適時二塁打を放ち1点を追加、 更に8回表に加嶋の安打と敵失・犠打の後にブルーノの適時打でもう1点追加。 なおも9回表には小野のソロ本塁打も飛び出し、終わってみれば東浜も被安打5・奪三振9・失点1で4試合連続の完投勝ち。 試合は5-1で亜細亜大が立正大に快勝しました。
遂に失点を許したとは言え 立正大から先勝した事は、 首位・東洋大を追いかける亜細亜大にとって 大きな弾みが付いた事と思われます。 特にこの日は 東洋大が今リーグ初の黒星を喫しただけに、 亜細亜大にとっては価値のある1勝だったと言えるでしょう。
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2009年05月10日
沖縄電力・伊波翔悟投手
[第57回JABA静岡大会で力投する伊波翔悟投手 ※画像提供:くわのみさん]
連日東都大学リーグ・亜細亜大のルーキー東浜巨投手の活躍が話題になっていますが、東浜投手の名が挙がる度に気になるのが、 高校時代のライバル・伊波翔悟投手 (浦添商業-沖縄電力)。 華やかにマスコミを賑わせる東浜投手に比べると、 伊波投手の高校卒業後の投球内容は なかなか表舞台で取り上げられませんが、 それでも即戦力ルーキーの名に恥じぬ確かな働きを見せ始めています。
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