ネオ・オキスタ:今年に賭けろ！日本ハム・糸数敬作投手

2009年02月04日

今年に賭けろ！日本ハム・糸数敬作投手

　日本ハム・糸数敬作投手（中部商－亜細亜大－2006年大社ドラフト3巡目）

　2006年に亜細亜大のエースとして活躍、そして大学・社会人ドラフト3巡目で2007年にプロの世界に飛び込んだ糸数敬作投手も、今年で3年目を迎えます。しかし入団時から即戦力としての期待を掛けられながら､これまで1軍公式戦出場の機会は一度もありませんでした。

　ルーキーの頃はキャンプ前に腰を痛め、去年もキャンプ序盤で故障に泣き､過去2年間はスタートから躓きました。でも今年は自主トレからきっちりと仕上げ､今キャンプでは入団以来初めての1軍始動となりました。伸びのあるストレートと変化球の精度には定評があり、安定感が持ち味の糸数投手。快調なスタートを切った今年は､是非本来の力を発揮して1軍定着を果たして欲しいものです。

　煌く才能を感じさせた男も今年で25歳、恐れるものは何もない。今年に賭けろ、糸数投手！

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　「勝負の年」力を込める　日本ハム・糸数

　今年初めて1軍の始動となった北海道日本ハムファーターズの県出身、糸数敬作投手。2007年に入団して3年目。「今年は勝負の年」と力を込めた。
　これまで年数の浅さから自分をアピールすることにどこか遠慮を感じていたが、「大卒で入団した自分に、求められているのは即戦力だ」と感じるようになった。「3月のオープン戦までに自分をアピールするには、キャンプに入ってからでは遅い」。キャンプ前から体づくりを強化し、12月に東京、1月下旬から沖縄で自主トレを行い、走りを重視したメニューをこなした。
　練習初日のブルペンでは、フォームと球の速度の差の修正を意識しながら、55球をストレートで投げ込み、「（自主トレの）成果が出ている」と手応えも感じた様子だ。
　昨年1月に結婚し、今キャンプ中には子どもが生まれる予定。家族に支えられ精神面も充実、気合が入る。「怖いものはない。今年はやります。実戦を抑えて､オープン戦、開幕一軍とつなげていきたい」と揺るがなかった。

　[2009年2月2日付/琉球新報朝刊より抜粋]

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