ネオ・オキスタ

[石川vs浦添:6回表の石川､玉城の右前安打で山内翔が勝ち越しの生還]


中盤に逆転した石川が浦添に快勝！


第55回沖縄県高校野球春季大会八日目の29日は、 北谷公園野球場を含む2球場で 3回
戦4試合が行われました。

北谷球場で行われた第1試合 「八重山商工-与勝」 は､ 1回表の八重山商工は先頭の金城
が左前安打で出塁すると､1死から3番の大嶺が3塁線を破る適時二塁打を放ち1点を先制。
一方の与勝は4回裏、2死から連続四球で得た12塁の好機に東門大樹が左前に落とし､ す
かさず同点に追い付きます。6回表には、八重山商工が 2死無走者から天願が右翼場外へ
ソロを叩き再びリードを奪うと、 その裏の与勝は、四球と野選で得た1死12塁の好機に前浜
が二遊間を破り再び同点に追い付きました。 試合が決したのは最終回。9回表の八重山商
工は、 新城の3塁線を破る二塁打等で作った2死23塁の好機に暴投で1点を挙げ､ 更に知
花の左前適時打でこの回2点目、 結局試合は八重山商工が4-2で与勝を下しました。 第2
試合 「本部-具志川商」 は、 本部が2回表に 並里の二遊間安打と相手失策等で作った1死
23塁の好機に比嘉大の中犠飛で1点を先制。 本部は5回表にも 饒平名と仲田の安打等で
作った2死23塁の好機に 与那嶺の二塁内野安打で1点を追加、 更に 連続四球で1点を加
えた後、 2死満塁から宮城が右中間を破る走者一掃の適時三塁打を放ち、 この回5点を挙
げ試合を決定付けました。 具志川商は、 7回表に連続失策で得た無死13塁で加藤が一二
塁間を破り1点を返しますが、 反撃もそこまで。 試合は、本部が具志川商に6-1で快勝しま
した。 前回の宜野座戦で1安打の完封劇を演じた本部の饒平名投手はこの日も好投、強打
の具志川商打線を手玉に取りました。 宜野湾市立球場で行われた第1試合「中部商-西原」
は､ 中盤6回表まで1-1の接戦が続きましたが、 6回裏に 中部商が一挙4点を挙げて 試合
を決定付けました。 中部商は更に7回裏にも1点を追加、終わってみれば第1シードの中部
商が6-1で西原に快勝しました。 第2試合「石川-浦添」は、初回に1点を先制した浦添が､3
回裏にも玉城と仲田の2塁打で1点を追加して試合の主導権を握ったかに見えました。一方
の石川は、 5回表に この回先頭・知花の中越え2塁打等で作った1死3塁の好機に 松田が
中前に落とし 1点を返すと、 続く山城郁が右中間を深々と破る適時二塁打を放ち 同点に追
い付きました。 更に6回表の石川は、山内翔と知花の安打で作った2死13塁の好機に玉城
が右前適時打を放ち 勝ち越しに成功しました。 石川は 8回表にも2死から内野安打と四球・
暴投で作った2死13塁で 大城丈が一二塁間を破り 駄目押しの1点を追加。 石川の山城郁
投手は4回以降、安定した投球で浦添打線を寄せ付けず、 結局試合は 4-2で 石川が浦添
に快勝しました。

大会9日目の30日は、北谷球場など2球場で3回戦の4試合が行われます。


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