ネオ・オキスタ

　
いよいよ目前に迫った、第89回全国高校野球選手権大会の開幕。 と同時に興南の初戦も
初日第2試合に行われます。そこで初戦を前に、簡単な展望等を述べてみます。

激戦地区の岡山県を征した岡山理大付。当然ながら手強い相手でしょう。 県大会5試合で
33得点、9失点。非常に安定した戦いぶりで勝ち上がった事が伺えます。

エースの中嶋優斗投手は、185㎝の長身で、切れのある直球と スライダーの組合せで抑
える本格派右腕だそうです。 32回3分の1を投げて防御率は1.67。 興南は 県大会でも、
浦添商・伊波、小禄・當間といった、 直球とスライダーを武器にする本格派右腕と対戦しま
したが大変苦しみました。それに185㎝もある角度の高い本格派投手とは対戦してません。

岡山理大付の攻撃の特徴は 機動力だそうです。 積極的に次の塁を狙う走塁で、相手のミ
スを誘発するそうです。 宮里捕手を始めとする興南野手陣は、是非とも落ち着いて 対処し
て欲しいと思います。 また準決勝で11安打、決勝で12安打を放った打力は脅威です。 県
大会の本塁打こそ1本と少ないのですが、 単打を繋いで 畳み掛ける攻撃は 恐いと思いま
す。 ベンチ入り18人中、なんと10人が左打者だと言うので、登板が予想される幸喜・當山
の両左腕は、県大会同様、落ち着いて気持ちを込めて投球して欲しいと思います。

1999年夏には全国準優勝した事もある強豪の岡山理大付。選手の体格も大きく、180㎝
を越える選手が4人もいるそうです。 何だかデータだけを見ると 興南は圧倒的に不利な気
がします。 しかし、甲子園に出場するようなチームは強くて当たり前。 そんな全国レベルの
強豪と戦うために、これまで猛練習を重ねて 夢のキップを掴んだはずです。 名将・我喜屋
監督を信じて、己の力を信じて、 興南ナインには堂々とプレーして欲しいと願います。 県大
会でも下馬評が高くない中で 勝ち上がったように、甲子園の大舞台でも底力を存分に発揮
して欲しいと思います。さあ 思い切ってプレーして！我喜屋・興南の旋風を期待しています！


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