ネオ・オキスタ

　
◇ 「チバリヨ！興南」シリーズ、今回は気迫の投球で魅せるサウスポー當山和人投手です。


▽ 當山　和人 （興南2年.投手.172cm.68㎏.左投げ左打ち）

彼もまた、今夏の沖縄大会で輝いた好投手の一人。 一旦腰を沈めてから更に浮かび上が
って投げる変則フォームからのクセ球で、強打者達に的を絞らせませんでした。

2回戦の八重山商工戦では、強打の八商工打線をなんと1安打に抑えて完投勝ち。 ストレ
ートの球速は速くありませんが、 内角のスライダーを効果的に使い、速球に強い八商工打
線を手玉に取りました。そして決勝戦では、前評判の高かった浦添商打線を翻弄。興南24
年ぶりの夏沖縄優勝に大きく貢献しました。

彼の良さは、変則フォームからの捕らえづらい球筋と抜群の制球力は勿論、 何よりも打者
に向かって行くその凄まじい気迫にあります。投手として大事な精神面の強さを兼ね備えて
います。投手は 球速だけが全てでは無いことを改めて実感させてくれたサウスポーでした。

彼もまだ2年生。甲子園では、その持ち前の度胸の良さで全国の強打者達に立ち向かって
行く事でしょう。結果を恐れず思いっきり攻めて、夢の大舞台で更に成長する事を願います。

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