ネオ・オキスタ

[浦添vs北中城：初戦で北中城を完封した浦添高のエース･比嘉宣光投手]
　　

三日目もドラマティック！
完封劇有り、2試合連続の9回裏逆転サヨナラ劇有り！！

第90回全国高校野球選手権記念沖縄大会三日目の16日は、北谷公園野球場等で1回戦
4試合が行われ、2試合連続9回裏逆転サヨナラ劇等の激しいドラマが展開されました。

北谷公園野球場で行われた第1試合 「首里東vs球陽」 は、球陽が1回表1死2塁から仲松
の左越え適時二塁打で先制。 球陽は2回表にも1死2塁から、仲松の適時打、赤嶺の適時
二塁打で2点を追加して3-0と試合の主導権を握りました。対する首里東は3回裏、1死13
塁から田港の適時二塁打等で2点を返し1点差に詰め寄りました。しかし積極的な攻撃を見
せる球陽は4回表、代打･瑞慶覧の右中間適時二塁打と平識のスクイズで2点を加え、5-2
と再び点差を広げました。また6回裏に首里東が1死12塁から上間の左線適時二塁打で2
点を返すと、7回表の球陽は、1死23塁から赤嶺の左犠飛で1点を加え6-4としました。とこ
ろが追いすがる首里東は、7回裏に2死13塁から相手失策で1点を返して5-6と詰め寄ると、
最終回の9回裏には1死2塁から吉田が1塁線を破る適時二塁打を放ち､遂に土壇場で6-6
の同点に追い付きました。 そして1死満塁から死球押し出しを選び､結局試合は9回裏の逆
転サヨナラで 首里東が球陽を7-6で下しました。 同じく北谷公園野球場で行われた第二試
合 「真和志vs開邦」 は、まず4回表に開邦が1死2塁から知念の右前適時打で1点を先制。
開邦は5回表にも 2死3塁から安谷屋の右前適時打で1点を追加、 2-0と試合の主導権を
握りました。対する真和志は6回裏、1死3塁から饒平名が三遊間を破る左前適時打を放ち
1点を返しました。すると開邦は7回表に2死3塁から新崎の右前適時打で1点を追加して3
-1と再びリードを広げました。 ところが粘る真和志は8回裏、 2死2塁から再び饒平名が二
遊間を破る中前適時打を放ち2-3と1点差に迫りました。そして迎えた9回裏、真和志は1死
満塁の好機に新垣が劇的な逆転の左前2点適時打を放ち、 試合は土壇場で、真和志が開
邦に4-3の逆転サヨナラ勝ちを収めました。続く第3試合「読谷vs陽明」は、陽明が1回裏に
2死13塁から安座間の左前適時打で1点を先制するも､2回表に友利の右前適時打と山内
一の中犠飛ですかさず逆転に成功した読谷が、 その後も小刻みに得点を重ね、 結局試合
は8-1の7回コールドで読谷が陽明に圧勝しました。

糸満市西崎球場で行われた「浦添vs北中城」は、 浦添の右腕エース比嘉宣光が北中城打
線を完封。試合は2-0で浦添が北中城に快勝しました。 北中城の先発右腕・松堂伸茂投手
も2失点完投と好投しましたが、打線の援護に恵まれませんでした。

大会4日目の21日（土曜日）は､ 北谷公園野球場等の3会場で1回戦9試合が行われます。


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