第91回全国高校野球選手権大会、興南は初戦敗退･･･
[力投を見せた興南エース島袋洋奨投手だったが･･･ ※写真は県大会より]
興南は大会初日の一回戦で明豊にサヨナラ負け･･･
第91回全国高等学校野球選手権大会 （主催：朝日新聞社､日本高等学校野球連盟 /15日間）は８月８日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。 大会初日の第２試合に登場した沖縄県代表･興南高校（２年ぶり８回目）は大分県代表･明豊高校（５年ぶり３回目）との一回戦を戦いましたが、序盤３点のリードを終盤に追いつかれた末に ９回裏サヨナラで敗れました。
興南が２年生左腕エースの島袋洋奨、 明豊が速球派右腕の今宮健太と両好投手の先発で始まった試合は、まず興南が先制。 ２回表の興南はこの回先頭の冨里川が遊撃内野安打で出塁すると､犠打等で２死２塁となったところで山川が左線への適時二塁打を放ち１点を先取。更に興南は ４回表に２死から真栄平の右翼席への豪快な本塁打で１点を追加すると､ ５回表にも 敵失と島袋の内野安打で得た１死１３塁から山元の投ゴロの間に１点追加､ ３－０と試合を優位に進めたかに見えました。 対する明豊は６回裏､ 野口の左前安打と犠打、更に砂川の左前安打で得た２死１３塁の好機に 今宮が一二塁間をしぶとく破る右前適時打を放つと 阿部も中前適時打で続き､この回２点を返しました。 明豊は８回裏にも２死無走者から今宮が左線へ落とす二塁打を放つと再び阿部が中前適時打を放ち、３－３の同点に追いつきました。 そして迎えた９回裏、 この回先頭の河野が四球で出塁すると ２死２塁から野口が左超えにサヨナラの適時打を放ち、試合は４－３で明豊が興南との初戦を制しました。
興南は序盤､ ＭＡＸ149キロを記録した明豊の先発・今宮を攻めて ４安打で３点と効率の良い攻めを見せましたが、６回から登板した明豊の左腕エース・野口昂平を攻めあぐね、終盤はわずか１安打と完全に封じ込まれました。期待のサウスポー･島袋も序盤は自己最速のＭＡＸ145キロを記録した力強いストレートに加えて､切れの良い変化球と抜群の制球力で５回までに９三振を奪う好投を見せましたが、スタミナ不足が露呈した終盤に球威の衰えと制球力の甘さをつけ込まれ、地力に勝る明豊打線の前に無念の敗戦を喫しました。
第91回全国高等学校野球選手権大会・試合結果（初日）
▽2009年８月８日（土） 阪神甲子園球場
▽１回戦・第２試合 （開始12:50）
興 南（沖 縄） 010 110 000 - 3
明 豊（大 分） 000 002 011x- 4
（興）島袋 - 山川
（明）今宮、野口 - 阿部
本塁打＝真栄平（興）
二塁打＝山川（興）今宮（明）
◇盗塁 山元（５回）稲垣（９回）
◇失策 国吉２（２回、５回）稲垣（５回）今宮（５回）砂川（５回）松本（８回）
◇盗塁死 真栄平（２回） ◇走塁死 才巻（２回）
◇時間 ２時間４分
◇審判 窪田(球) 池、祢宜田、南谷(塁)
財団法人日本高等学校野球連盟
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第91回全国高校野球選手権大会（asahi.com）
http://www2.asahi.com/koshien/
第91回全国高校野球選手権/1回戦～3回戦の組み合わせ（日本高野連）
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