2007年12月29日
第11回沖縄県中学校新人軟式野球大会・最終日
第11回沖縄県中学校新人軟式野球大会・最終日
具志川激戦制し初V 延長八回平良に4-3
軟式野球の第11回県中学校新人大会最終日は28日、 宜野湾市立野球場で行われ、
初の決勝に進んだ具志川が、同じく決勝初進出の平良に、延長8回で4-3のサヨナラ
勝ちを収め、優勝を果たした。 具志川と平良は、 6地区の代表が出場して2月に行わ
れる県選抜大会への出場権を獲得した。 平良は0-0で迎えた延長8回表、 特別ルー
ルによる無死満塁から、6番砂川伊徳の中前打などで3-0とした。しかしその裏、具志
川は1番上間乃輝の2塁打で2点を返すと、続く2番安里博貴がサヨナラ打となる中前
打を放ち、試合を決めた。
[2007年12月29日付、琉球新報朝刊より抜粋]
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第11回沖縄県中学校新人軟式野球大会・試合結果
平成19年12月28日(金)
◇宜野湾市立野球場
▽決 勝
平 良 中 000 000 03 - 3
具志川中 000 000 04x - 4
[延長8回特別ルール]
(平)砂川 - 伊志嶺
(具)松元 - 友寄
二塁打 - 友寄、佐久本(具)
▽準決勝
具志川中 000 020 0 - 2
浦 添 中 000 000 0 - 0
(具)松元 - 友寄
(浦)新垣 - 與那覇
二塁打 - 小倉(浦)
平 良 中 200 000 0 - 2
大 浜 中 000 001 0 - 1
(平)下里 - 伊志嶺
(大)兼久、喜友名 - 池田、兼久
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松元 気迫投 打線が奮起
焦点
0-0で迎えた延長八回。 具志川のエース松元勇樹の投球数は、七回を終えて86球に
なっていた。 準決勝の浦添戦も一人で投げ抜き、ここまでの合計投球数は169球。が、
松元は「まだいけると思った」。
「全部打ち取る」。 三者三振でスタートした立ち上がり同様、 気合を入れて臨んだ八回
表のマウンドだった。 だが、 延長特別ルールによる無死満塁で、平良の先頭打者に対
し2ストライク1ボールからの6球目が捕逸となり1点を献上。直後の球を中前に運ばれ、
さらに2点を失った。
落ち着いて後続を仕留めたものの3点差。 松元は「仲間がやってくれる」と信じるしかな
かった。
松元の期待に、打撃陣が応えた。 先頭打者の1番上間乃輝が、4球目を左越え二塁打
とし、2人が生還。続く1打サヨナラの場面で打席に入ったのは、2番安里博貴だった。
「おれが決める」。フルカウントからの7球目インコース低めに甘く入った直球を振り抜き
中前に弾き返す。 「手応えがあった。最高だった」と安里。三走佐久本一志に続いて二
走上間も滑り込み、ゲームセット。サヨナラ勝ちの喜びに、ナインが沸いた。
「打席に入る前から、安里は打ちたいと言っていた。よくやってくれた」 と与那嶺正監督。
初優勝の喜びが、じんわりとチームを包んだ。(上原あやの)
[2007年12月29日付、琉球新報朝刊より抜粋]
好投の砂川 雪辱誓う
悔しさの中でも、雪辱を誓う平良のエース砂川伊徳に涙はなかった。
七回終了まで具志川打線を散発の3安打に抑え、無失点。 五回と六回こそ暴投や盗塁
を決められるなどし、三塁まで進塁を許したが、落ち着いて後続を断つ好投を見せた。
だが「まだまだ精神面が弱い」と砂川。 スタミナが切れかかった八回裏、 ボールが先行
し、ど真ん中に放るだけしかできなくなったことを悔やんだ。
「砂川は百二十パーセント力を出し切った。良く頑張った。出来過ぎだ」と砂辺正人監督。
エースをもり立てられず、初優勝を逃したことを悔しがった。
「県選抜大会では勝つ。絶対に勝つ」と砂川は繰り返し、闘志を燃やしていた。
[2007年12月29日付、琉球新報朝刊より抜粋]
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第11回沖縄県中学校新人軟式野球大会が開幕
http://neogaia.ti-da.net/e1897036.html
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平成19年12月28日(金)
◇宜野湾市立野球場
▽決 勝
平 良 中 000 000 03 - 3
具志川中 000 000 04x - 4
[延長8回特別ルール]
(平)砂川 - 伊志嶺
(具)松元 - 友寄
二塁打 - 友寄、佐久本(具)
▽準決勝
具志川中 000 020 0 - 2
浦 添 中 000 000 0 - 0
(具)松元 - 友寄
(浦)新垣 - 與那覇
二塁打 - 小倉(浦)
平 良 中 200 000 0 - 2
大 浜 中 000 001 0 - 1
(平)下里 - 伊志嶺
(大)兼久、喜友名 - 池田、兼久
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松元 気迫投 打線が奮起
焦点
0-0で迎えた延長八回。 具志川のエース松元勇樹の投球数は、七回を終えて86球に
なっていた。 準決勝の浦添戦も一人で投げ抜き、ここまでの合計投球数は169球。が、
松元は「まだいけると思った」。
「全部打ち取る」。 三者三振でスタートした立ち上がり同様、 気合を入れて臨んだ八回
表のマウンドだった。 だが、 延長特別ルールによる無死満塁で、平良の先頭打者に対
し2ストライク1ボールからの6球目が捕逸となり1点を献上。直後の球を中前に運ばれ、
さらに2点を失った。
落ち着いて後続を仕留めたものの3点差。 松元は「仲間がやってくれる」と信じるしかな
かった。
松元の期待に、打撃陣が応えた。 先頭打者の1番上間乃輝が、4球目を左越え二塁打
とし、2人が生還。続く1打サヨナラの場面で打席に入ったのは、2番安里博貴だった。
「おれが決める」。フルカウントからの7球目インコース低めに甘く入った直球を振り抜き
中前に弾き返す。 「手応えがあった。最高だった」と安里。三走佐久本一志に続いて二
走上間も滑り込み、ゲームセット。サヨナラ勝ちの喜びに、ナインが沸いた。
「打席に入る前から、安里は打ちたいと言っていた。よくやってくれた」 と与那嶺正監督。
初優勝の喜びが、じんわりとチームを包んだ。(上原あやの)
[2007年12月29日付、琉球新報朝刊より抜粋]
好投の砂川 雪辱誓う
悔しさの中でも、雪辱を誓う平良のエース砂川伊徳に涙はなかった。
七回終了まで具志川打線を散発の3安打に抑え、無失点。 五回と六回こそ暴投や盗塁
を決められるなどし、三塁まで進塁を許したが、落ち着いて後続を断つ好投を見せた。
だが「まだまだ精神面が弱い」と砂川。 スタミナが切れかかった八回裏、 ボールが先行
し、ど真ん中に放るだけしかできなくなったことを悔やんだ。
「砂川は百二十パーセント力を出し切った。良く頑張った。出来過ぎだ」と砂辺正人監督。
エースをもり立てられず、初優勝を逃したことを悔しがった。
「県選抜大会では勝つ。絶対に勝つ」と砂川は繰り返し、闘志を燃やしていた。
[2007年12月29日付、琉球新報朝刊より抜粋]
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第11回沖縄県中学校新人軟式野球大会が開幕
http://neogaia.ti-da.net/e1897036.html
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Posted by neogaia at 21:40
│沖縄中学野球