ネオ・オキスタ

　
◇ シリーズ第23回目は、将来性豊かな具志川商の好プレーヤー･仲宗根輝弥選手です。


▽ 仲宗根　輝弥 （具志川商3年.外野手､投手.178cm.71㎏.右投げ右打ち）

今年の具志川商には、 素質豊かなプレーヤーが多く揃っていました。 仲宗根輝弥選手も
2007年・具志川商を代表する好選手の1人です。

この夏は中堅手としてトップバッターを努めた仲宗根輝弥選手ですが、春まではエース格
として具志川商投手陣の中心的存在でした。 投手としても野手としても非凡な素質を併せ
持つ仲宗根選手。 惜しくも初戦の沖縄水産戦では球史に残る大激戦の末に敗れましたが、
それでもキラリと光る才能の一面を垣間見せました。
沖水戦の3回表1死、2点のビハインドで迎えたこの場面では逆転の足掛かりとなるクリー
ンヒットをライト前へ放ちました。そして8回表にも、ダメ押しと思えた7点目の適時打をライ
ト前へ放ちました。 本来は、長打力抜群でクリーンナップも任せられる仲宗根選手ですが、
この試合では長打を捨て、 状況に応じた打撃を見事にこなしていました。 力だけでは無く
ケースバイケースに適応した打撃を行った事に、彼の更なる進化を見ました。

最後の夏は投手としての出番が無かったのが残念ですが、柔軟性に富んだフォームから
繰り出される快速球は魅力たっぷりです。 投打ともに抜群の資質に恵めれた仲宗根選手。
あまりにも早く終えた高校野球生活でしたが、 その悔しさを忘れずに今後も野球を続けて
欲しいと思います。間違いなく彼は､上のレベルでも名選手として頭角を現すはずですから。


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