ネオ・オキスタ

[沖尚vs沖水：6回裏、沖尚5番・上原理一は左翼席へソロ本塁打を放つ。]


浦添商業・沖縄尚学・前原・中部商業が４強へ進出！

第32回沖縄県高等学校1年生中央野球大会の二日目は11日、宜野座球場・嘉手納球
場で準々決勝の4試合が行われ、浦添商・ 沖尚・ 前原・ 中部商が準決勝へ進みました。

宜野座球場で行われた第1試合「浦添商業vs石川」は、浦商が右腕・新垣大、石川が左
腕・山城と両先発投手が好投を演じ、 終盤まで緊迫した投手戦が続きました。 先制した
のは浦添商。 1回裏の浦商は、先頭の棚原が四球で出塁した後、犠打と 新田の中前打
で作った1死13塁の好機に ダブルスチールを決め先制しました。 対する石川は 6回表、
左中間三塁打の玉城が 悪送球の間に生還して 1-1の同点に追い付きました。 ところが
8回裏の浦添商は、 新垣大・棚原の連打の後、 一塁ゴロダブルエラーの間に 2者生還。
更に 仲里の中犠飛で1点を追加、 4-1と試合を決めました。 連投となった浦商・新垣大
は、この日も被安打6の1失点と好投。 一方 石川・山城も7回まで被安打3と好投しまし
たが、8回無念の降板となりました。
同じく宜野座球場で行われた第2試合 「沖縄尚学vs沖縄水産」 は、沖縄尚学が本塁打
を含む14安打の猛攻で沖縄水産を6-2で下しました。試合は沖尚が初回、嶺井博の中
前打と犠打、 野原の中前テキサス打で作った1死13塁の好機に、 普天間の三遊間適
時打で先制。2回裏には2四球と失策で出来た1死満塁で野原が右前2点適時打、4回
裏にも四球と犠打の後、野原の二遊間適時打で1点。 更に5回裏には嶺井博の右前打
の後、嘉数の左越適時二塁打で1点。 そして6回裏には5番・上原が左翼席へソロ本塁
打を叩き込み、試合を決定付けました。 沖縄水産は4回表に崎枝の左中間適時二塁打
で1点、 8回表には上原・崎枝・比嘉秀の三連打で1点を返しましたが、 沖尚先発右腕・
砂川と8回から登板の左腕・比嘉の前に6安打に抑えられました。

石　 川 000 001 000 - 1
浦添商 100 000 03x - 4

（石）山城、比嘉 - 山内翔
（浦）新垣大 - 新城

沖　 水 000 100 010 - 2
沖　 尚 120 111 00x - 6

（水）比嘉智 - 比嘉秀
（尚）砂川、比嘉 - 嶺井海

本塁打 - 上原（尚）

嘉手納球場で行われた第1試合 「前原vs宮古」 は、前原が宮古に6-0の完封で快勝し
ました。同球場の第2試合 「中部商業vs宜野湾」は、中部商業の猛打がこの日も炸裂。
9-2の7回コールドで宜野湾に圧勝しました。

大会第3日目の17日は、決勝進出を賭け宜野座球場で準決勝の2試合が行われます。


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