ネオ・オキスタ

neogaiaさん、こんにちは。
グローブと弁当、ほのぼのとした良い写真ですね。何か夏の終焉が少しづつ近づいてくる感じもしますね。
さて、興南の試合も終わりましたが、今年は九州勢がよく健闘しています。今試合を行なっている佐賀北と長崎日大はもちろんのこと、楊志館、東福岡、日南学園、神村学園、そして興南とよく戦い、強豪にも打ち勝った試合もありましたね。
興南もそうですが、今大会の九州勢は東福岡-広陵戦を除いて粘り強く、しぶといチームが多く、強豪校にも充分に渡り合えたことが特筆されると思います。
その強い九州復活を果たした後の大会となる秋季九州大会は近年まれに見る激戦になりそうです。九州勢の中にも多くの2・1年生が活躍していましたので、沖縄もそうかも知れませんが、他県も新チームは一段とレベルアップしてくる予感がします。

沖縄勢も遅れをとることなく、新人を制した中部商はもちろん、上位校やノーシードに廻るチームも秋季から切磋琢磨して、その強い九州勢の中でも上位に食い込めるように頑張ってもらいたいと思います。

＞一高校野球ファンさん

こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
そして返信が遅れた事をお詫び申し上げます。
もう夏も終わりですね。毎年この時期は寂しさを感じます・・・

さて話は大分古くなりましたが、今夏甲子園の九州勢の大躍進は
爽快でした。九州の各チームの精神的な逞しさを感じました。
佐賀北に代表されるように、コントロールの良い投手陣と安定した
守備力があれば、どんな強豪にも太刀打ち出切る事を
再認識させられた大会でした。

その佐賀北ですが、久保君の投球は全国の高校野球指導者達が
大いに参考にすべきだと思います。外角低めの正確な出し入れは勿論、
内角を縦のスライダーで強気に攻める投球は見事と言うしかありません。
ストレートにしても微妙に変化しており、ほとんどの打者がポイントを
ずらされています。決して快速球や優れた変化球が無くとも、強打者達を
討ち取る事が出来るというお手本のような投球でした。
そして捕手の市丸君のメリハリの利いたリードとフットワークには唸らされ
ました。先発・馬場君はお世辞にも優れた球を放っていたとは言えないの
ですが、市丸君のリードに応える制球の確かさと強気の投球で素晴らしい
投球を演じていました。このように２人の投手が見事に役割分担を演じられ
たのは、市丸君の存在が大きかったのだと思います。とにかくバッテリーを
中心とした固いセンターラインが確立出来ていれば、チームは強くなります。

優れた強打者や豪腕のいない佐賀北の優勝は、世間では勢いでの優勝
だと思われています。しかし、地味ながらも優れたプレーを展開し、とりわけ
バッテリーは何処よりも高度な技術を持っていたと思います。ドラフト候補
のような質の高い選手を擁しなくても高レベルの野球を行う事が可能だと
いう事を知らしめた佐賀北の全国制覇は、選手集めに躍起になる現在の
高校野球界に強烈なアンチテーゼをもたらした事でしょう。

やがて秋季大会も始まりますね。仰るように九州勢の新チームは例年に
比べてレベルが高いような気がします。もちろん我が沖縄県も。沖縄では
中部商・沖尚・浦商あたりが軸になると思いますが、どこが九州大会に出場
しても、激戦の中で上位に食い込んでセンバツの切符を手にして欲しいもん
ですね！