2007年07月28日

夏の大会を沸かせた選手達7. 沖縄尚学・川上司選手



 
◇ シリーズ第7回目は、 強豪・沖縄尚学の主将として また内野の要としてチーム
  を引っ張った川上司選手です。


▽ 川上 司 (沖縄尚学3年.主将.遊撃手.173cm.67㎏.右投げ右打ち)

下級生の頃から名門・沖尚の中心選手として活躍していた川上選手ですが、 最終
学年は主将としてチームをまとめました。 今年の沖尚は新人大会を圧倒的な強さ
で優勝を飾り、 この世代の最強チームとして 期待されました。 しかし秋季大会は、
事情により不出場。 春季大会は 優勝した中部商に準々決勝で1点差で破れ、 直
後に特待生問題が起こり、チームは大きな影響を受けました。 まさに苦難の連続
でしたが、最後の夏は見事に建て直して準決勝進出。 惜しくも延長で浦添商に破
れましたが、その実力は沖縄トップクラスの評価に違わぬ評判どおりの強さでした。
それも この川上選手の 素晴らしいキャプテンシーがあったからこそだと思います。

様々な重圧の中、思い通りにプレーできない面もあったとは思いますが、それでも
川上選手の存在は試合の中で光っていました。 この選手は、何と言っても雰囲気
が素晴らしい。それは沖尚の多くの選手にも共通する事なのですが、中でもショー
トのポジションで華麗な動きを見せる川上選手には、独特の格好よさがありました。
やはり強豪の主将という立場と様々な障壁を乗り越えた信念が、彼を大きく成長さ
せたのだと思います。

強い沖尚の遊撃手として強い存在感を示した川上選手。 勿論その実力も、まさに
名手と呼ぶに相応しく、 出来れば 甲子園の舞台で見たかった選手の一人でした。

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高校時代は、まだまだ不完全燃焼だったと思われますが、素晴らしいセンスを持
った選手です。 上のステージでも 更に精進して、大きく活躍する事を期待します!
 

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Posted by neogaia at 04:30 │沖縄高校野球