ネオ・オキスタ:大嶺祐太・夢のスタートライン

2007年02月28日

大嶺祐太・夢のスタートライン

[写真提供：スマオ（「島の時間b」http://kukurunupana.ti-da.net/）]

「祐太の初登板に、プロの洗礼！」

注目を集めた楽天・田中将大投手との投げあいは、明暗がくっきりと分かれました。
大嶺祐太のプロ初登板は、2イニング被安打5（1本塁打）・四球1・自責点3（失点4）
の結果に終わりました。（田中は2イニング被安打2・奪三振4・無四球・無失点）

それでも伸びのあるストレートで三振を2個奪うなど、光るものも見せてくれました。
デビュー戦をスタンドで見守った伊志嶺監督曰く、「祐太はまだ南海の熱帯魚。本
マグロになれるように頑張って欲しい」。

祐太にとってはこれ以上にないくらい中身の濃い、プロ初登板でした。
さあ、お披露目の儀式は終わりました。これからは2軍で本当のプロ野球選手になる
ための厳しい練習が待っています。自分自身の力を信じて、明日を信じて頑張れ。

今、夢のスタートラインに立った大嶺君。この先には輝く大きな未来が待っています！

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雨で1日遅れたとはいえ、田中君との注目対決にメディアも賑わいました。

ロッテ大嶺４失点、ホロ苦デビュー
http://www.nikkansports.com/baseball/p-bb-tp0-20070227-162619.html
[2月27日/日刊スポーツ］

ロッテ・大嶺は完敗２回４失点…プロの洗礼「打たれたのも収穫」
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200702/bt2007022706.html
[2月27日/サンスポ］

大嶺　２回４失点も「全部収穫」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2007/02/27/02.html
[2月27日/スポニチ］

さんざんな結果に終わった大嶺君ですが、それでもなかなかの評価だったようです。
日刊スポーツでは、西本聖氏が、「大嶺の直球には田中以上の伸びがある」と評し、
藤川（阪神）とクルーン（横浜）との対比で表現していました。
以下の記事でも、評価の高さが伺えます。

大嶺２回５安打４失点…納得２軍行き
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20070227-OHT1T00063.htm
田中の１５０キロに対し大嶺は１４５キロと数字では劣ったが、
ネット裏の中日、広島のスコアラーは「直球は田中よりも大嶺の方が速く感じる」と声をそろえた。
[2月27日/スポーツ報知］

【ロッテ】大嶺が２回４失点、１発浴びた
http://www.nikkansports.com/baseball/professional/f-bb-tp1-20070226-162460.html
ボールを受けた里崎は「緊張もする中で、１発目からというのは酷でしょう。
あと１カ月もしっかり練習すれば、今年からでも十分いけると思う」と高評価していた。
[2月26日/日刊スポーツ］

大嶺投手の地元・石垣島の八重山毎日新聞には、以下の記事が。

「やはりプロはすごい」大嶺投手ほろにがいデビューにも堂々と
http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=true&article_id=7332
[2月27日/八重山毎日新聞］

それにしても楽天・田中君は本当に凄い。あれはもう充分にローテーションでやっていけます。
もはや岩隈と並ぶ楽天のエースと呼べるでしょう（一場は超えたのでは？）。間違いなく二桁
勝てると思います。脅威のスライダーもさることながら、何よりも投球に粘りとセンスがあります。
末恐ろしい高卒ルーキーです。そういう素晴らしいライバルを超えられるよう、祐太がんばれ！