甲子園大運動場建設記念碑
甲子園駅から球場に続く駅前広場の一角に建つモニュメントです。御影石で出来た記念碑
に、 甲子園球場建設当時の姿をブロンズで再現してはめ込んでいます。 平成6年8月1日
の開設70周年を記念して、 朝日新聞社、毎日新聞社、日本高等学校野球連盟から寄贈さ
れたそうです。
記念碑下部の説明文
全国中等学校優勝野球大会(現全国高等学校野球選手権大会)が 第10回大会を迎える
1924年(大正13年)の春 阪神電鉄が米国ニューヨークジャイアンツのグラウンドなどを
参考に日本初の本格的な野球場の建設を計画 同大会開催受け入れのため昼夜兼行の
工事で わずか4ヶ月半で東洋一の雄大な施設が完成された この年が甲子の干支で
甲子園大運動場と名付けられた 翌1925年 全国選抜中等学校野球大会(現選抜高
等学校野球大会)も 第2回大会からここで開かれ 70年間で約5万2千人の球児達が甲
子園球場で生涯忘れえぬ感激を胸にした
高等学校野球の今日の隆盛は 永年にわたり甲子園球場で育まれたものである その
建設70周年に当たり 甲子園球場建設当初の姿を永遠に残すため ここに感謝の意を込
めて記念碑を建設する
1994年8月
朝日新聞社
毎日新聞社
日本高等学校野球連盟
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