[浦商vs八商工:決勝で13三振を奪った浦商の伊波翔悟は殊勲賞を受賞]
第19回沖縄県商業高校野球大会
浦添商が決勝で八重山商工を下し、二年連続の優勝!
第19回沖縄県商業高校野球大会最終日は18日、浦添商業グラウンドで行われ準決勝2試
合と決勝戦が行われました。 準決勝の第一試合では、浦添商が上地時、島根の投手リレー
で具志川商を2-1で下しました。 同じく準決勝の第二試合では、 両チーム合わせて25安打
が乱れ飛ぶ打撃戦となりましたが、 知花の満塁本塁打等長短15安打で圧倒した八重山商
工が13-6の8回コールドで那覇商を下し 決勝へ進出しました。 決勝戦では、初回に仲間の
2点適時打で先制した浦添商がその後も得点を小刻みに重ね、 投げては伊波・島根の継投
で粘る八重山商工を6-3で振り切り、2年連続の優勝を果たしました。
□殊勲賞=伊波翔悟(浦添商)
□敢闘賞=波平浩太(八重山商工)
□打撃賞=金城賢貴(八重山商工)・・・打率5割5分5厘
[浦商vs八商工:適時三塁打を放った八商工の金城賢貴は打撃賞を受賞]
浦添商グラウンドで行われた準決勝の第1試合「浦添商vs具志川商」は、息詰まる投手戦と
なりました。 先行したのは浦添商。3回裏の浦添商は、 二つの四球等で2死12となったとこ
ろで、2番の上地俊が左中間を破る適時二塁打を放ち1点を先制。更に相手失策で1点を加
え2-0と試合を優位に進めました。一方の具志川商は6回表1死から、2番の山田が左翼越
えにソロ本塁打を放ち1点差に詰め寄りました。しかしその後は7回から登板した浦添商・島
根に抑え込まれ、 結局試合は2-1で浦添商が具志川商との緊迫した試合を制しました。 具
志川商は先発の左腕・比嘉が強打の浦添商打線を3回の2失点に抑える好投を見せ、 7回
から登板したエースの徳田も3イニングを無失点に抑えましたが、一歩及びませんでした。
準決勝第2試合 「八重山商工vs那覇商」 は、那覇商が1回の表に先頭・新垣の中越え二塁
打で好機を掴むと、2死3塁から4番の大城裕が中前に弾き返し1点を先制。 一方の八重山
商工はその裏、 浦崎の左中間二塁打に二つの四球で1死満塁となったところで5番・知花が
左翼越えに満塁本塁打を放ち逆転。 八重山商工は 2回裏にも金城の適時二塁打と浦崎の
犠飛で2点を追加、また3回裏には2死満塁から押出し四球で1点を加え、序盤で7-1と試合
を大きくリードしました。ところが4回表の那覇商は、吉元・沖野の連続安打等で作った2死1
2塁の好機から、新垣・ 伊佐・ 喜久里・ 大城裕と4連続適時打が飛び出しこの回5点を返し、
6-7と1点差に詰め寄りました。しかし打力に勝る八重山商工は6回裏に無死13塁の好機か
ら一走挟殺の間に三走生還、 更に浦崎・ 阿嘉の連続二塁打で1点を加え9-6と再び点差を
広げました。 八重山商工は7回裏にも、 宮良の左中間三塁打を皮切りに四球を挟んで北倉
の適時打と阿波野の犠飛、浦崎の適時打で3点を追加、 そして8回裏には宮良の右前打に
二つの四球で作った2死満塁から金城が左前に弾き返し、 結局試合は13-6の8回コールド
で八重山商工が那覇商に大勝して決勝戦へ駒を進めました。
準決勝終了後には早速決勝戦が行われました。このカード「浦添商vs八重山商工」は、去年
の同大会優勝校・浦添商と1昨年の同大会優勝校・八重山商工という近年ライバル関係にあ
るチーム同士の対戦。 気迫漲る両校の先発は、 浦添商が伊波翔悟、 八重山商工も左腕の
波平浩太。と、両校ともエース同士の先発で万全を喫して挑みました。 先行したのは浦添商。
1回表の浦添商は、 先頭の山城が四球で出塁すると 相手失策と犠打で1死23塁となったと
ころで4番の仲間が左中間に適時二塁打を放ち2点を先制。浦添商は3回表にも1死13塁か
ら宮平の左犠飛で1点を加え、序盤で3-0と試合を優位に進めました。中盤にも浦添商は、5
回表に山城の三遊間安打を皮切りに2死3塁から再び仲間の適時打で1点を追加。そして終
盤8回表には、 この回先頭の3番・伊波が 右越えの三塁打で出塁すると 野選で1点を追加、
更に仲里の左中間適時二塁打も飛び出し この回2点を挙げ、 6-0と試合をほぼ決定付けま
した。 一方の八重山商工は4回裏、 二つの死球で得た無死12塁の好機に7番・宮良の鋭い
当たりが遊撃正面を突き珍しい三重殺を喫する不運もあったとは言え、持ち前の強力打線は、
浦添商エース伊波の球威の前に終盤まで完全に沈黙。7回までにわずか3安打で11三振を
奪われました。ところが点差の開いた8回裏の八重山商工は、1死から代打の西里が失策で
出塁すると 1番の金城が右翼越えに強烈な適時三塁打を放ち、 ようやく浦商・伊波に一矢を
報いました。 更に 9回裏の八重山商工は、 代わったばかりの浦添商・島根を攻め立てます。
まず、この回先頭の大嶺が中越え二塁打で出塁すると、死球で1死12塁となったところで重
盗を仕掛け、捕手の三塁悪送球の間に2走が生還、更に打者・宮良も3塁線を破る適時二塁
打を放ちこの回2点、 3点差に詰め寄る粘りを見せました。 結局試合は6-3で浦添商が八重
山商工を振り切り、2年連続の商業大会優勝を果たしました。
決勝戦終了後には表彰式が行われ、 決勝戦でも8回13奪三振の力投を見せ 二日間に渡り
投打に大活躍をした浦添商・伊波翔悟が殊勲賞を受賞しました。 そして八重山商工エースの
波平浩太が敢闘賞、 鋭いスイングで圧倒的な猛打を披露した八重山商工・金城賢貴は 打撃
賞を受賞しました。
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