ネオ・オキスタ

[2月17日、東風平球場。フリー打撃を行う亜大ナイン。]


亜細亜大学硬式野球部の沖縄・東風平キャンプが、去年に引き続き行われています。プロ野球とは違った緊張感みなぎる厳しい練習は、非常に見ごたえがあります。

去年は生田勉監督のもと、東都大学野球秋季リーグ優勝（17度目）・第37回明治神宮大会優勝（3度目）を成し遂げました。名実共に日本一の大学野球チームです。

プロ野球界にも多くの選手を送り出し、現役選手だけでも高津臣吾（ヤクルト）、赤星憲広 （阪神）、井端弘和（中日）、小池 秀郎（楽天）、沖原佳典（楽天）、久本祐一（中日）、松井光介（中日）、吉川昌宏（中日）、佐藤宏志（楽天）、川本良平（中日）、木佐貫洋（巨人）、永川勝浩（広島）、小山良男（中日）、松田宣浩（ソフトバンク）らがいます。

去年の大学・社会人ドラフトでは沖縄出身の糸数敬作投手（中部商）が、北海道日本ハムファイターズから3巡目で指名され入団しました。（現在は腰を痛めて、2軍国頭キャンプで調整中です。）

現在のチームには去年の優勝メンバーが多く残り、相変わらず高い戦力を誇ります。新4年生に浜岡直人捕手、小粥勇輝外野手、末澤優典二塁手、藤原将大遊撃手らがおり、新3年生には再来年のドラフトの目玉・岩本貴裕選手（広島商）、鶴川将吾投手（明徳義塾）、岩見優輝投手（熊本工）、今村健二選手（選手九州学院）、白倉キッサダー投手らいます。そして新2年生に、去年1年生ながら主軸を打った巨漢・中田亮二選手（明徳義塾）らがいます。

沖縄出身でも新3年生にMAX153キロの快速球投手・緑間俊投手（具志川商）、195㎝の長身・久高将仁投手（具志川商 ）がいます。

また今年入学する知花真斗投手（浦添商）は、沖縄高校野球界を代表する好投手でした。同じく今年入部する金城大嗣投手（具志川商 ）は、高校時代にソフトバンクからマークされたドラフト候補でした。二人とも将来が楽しみです。

特に知花投手は亜大の今・沖縄キャンプにも参加しており、一昨日のブルペンでは、この時期にいきなり143キロの快速球を記録しています。

去年の秋は糸数投手がエースとして活躍、チームの優勝に大きく貢献しました。緑間投手や知花投手も、もっともっと成長してエースとして活躍することを願います。そして先輩たちのように、プロの世界へ羽ばたいて欲しいと思います。

沖縄でのキャンプは2月15日から行われ、2月28日で終了です。2月25日（日）には、地元の名桜大とのオープン戦も行われます。

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